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エンベデッドソリューション

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サニー技研では、マイクロプロセッサ出現から間もない時期に誕生し、マイクロエレクトロニクスの発展とともに成長して参りました。創業当時から半導体メーカーに寄り添ったハードウェアの設計・製造と組込みソフトウェア開発の実績を積み重ねて今日に至ります。
ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた組込み開発のトータルな開発力がサニー技研の強みです。

 

サニー技研の組込み開発の歴史

サニー技研の発展の歴史は、マイコン組込み開発の発展の歴史でもあります。

組込み黎明期

1970年代のサニー技研設立当時、8ビットマイコンのデバッグでは、16進キーでマシン語を打ち込んでいました。
今のように便利なコンパイラなどは何もない時代です。
そのような中、サニー技研では1978年に、4ビット、8ビットプログラムデバッガーを開発しています。

電子化の波

1980年代に入ると、半導体製造工場向けの装置開発を手掛けるようになりました。
リアルタイムOSとマルチバスを応用したマイクロシーケンサの開発では、32タスクまでをラウンドロビンして当時の市販PLCよりも高速な半導体製造工場向けシーケンサを量産しました。

カセット式ゲーム機のROMカートリッジをテストするROMテスターも量産し、半導体製造工場に導入されました。
システムに搭載するコンパイラやモニタ・インタプリタを含め、チューニング工程によってROMやDRAMがテストできるように設計された他に類を見ないローコストなシステムです。
当時、工場の1フロアをウエハプローバとROMテスターで埋め尽くされる光景は、まさに圧巻でした。

ソフトの組込み開発、ハードの組込み開発、テスタ言語(ベーシックやCと似た高級言語)の理解やそれらのインストラクションマクロの構築開発は、1命令でいかに多くの動作を実行させるかが高速テストの鍵になっていました。

他にも半導体試験用ハンドラ制御装置の開発、光通信による搬送ロット管理システムなどユニークな装置開発を手掛けています。
装置間の情報伝達の通信制御、安定した品質の通信技術は、今日のサニー技研の礎となっています。

 

自動車向け車載ECU通信ソフト

1990年代に入ると、我々の事業領域は更に広がります。
酸素吸入機、電柱の柱上光変換機、工場のノイズ回り込みをシャットアウトする光変換機など、民生機器の開発の他、
半導体製造工場向けでは生産管理の基幹システムを開発し、今日に至るまで工場の中核のシステムになっています。

 

1990年台後半に入ると、自動車向け車載ECUの通信ソフトを手掛けるようになりました。
半導体製造工場で積み上げてきた通信制御技術の実績と、組込み機器開発でのマイコン応用に強いサニー技研が
当時黎明期の車載ECU通信ソフト開発へ参入することにそれほど時間はかかりませんでした。

車載ECU通信ソフトを開発するにあたって、CAN通信やLIN通信のインターフェースが載ったマイコン評価ボードや
車載ECU通信評価ツールなどの開発環境が必要になります。
サニー技研では車載ECU通信ソフトを開発するだけでなく、評価ボードや評価ツールなどのハードウェアも一貫して
自社で開発できる技術力が強みになっています。

ハードウェアの知見を組込みソフトウェア開発に生かせる他、世の中に無いマイコン評価ボードやツールを自社で
いち早く開発して、組込みソフトの評価、品質確保に利用することができます。
その集大成のひとつが2006年に受賞した第8回LSI IPデザインアワードIP優秀賞です。
世界初のFlexRay通信ミドルウェアを開発したことによりLSI IPデザインアワードIP優秀賞を受賞しました。
その成果の陰にはFlexRay通信の評価環境として、FlexRay通信バスモニタツールや評価ボードをあわせて自社で開発・利用することによりソフトウェアの品質を確保しました。

 

車載ECUミドルウェアのスペシャリスト企業として

サニー技研は古くからマイコンメーカーのパートナー会社として、マイコン周りの回路設計のお手伝いやミドルウェア開発などを手掛けてきました。
そのような経緯もあり、自動車向けCAN通信ソフトやLIN通信ソフトの開発を立ち上げた当時は、マイコンメーカーと協業で
自動車の厳しい品質要求に応えるため日夜開発に勤しんできました経験があります。そしてその経験が現在のサニー技研の通信ソフト開発の基盤になっています。

サニー技研の通信ソフトは開発当初から通信ソフトウェアの部品化を掲げ、アプリケーション層とソフト構造を分離した構成になっています。
カーメーカー毎に異なる仕様や通信ソフトのユーザである車載ECU部品サプライヤーの要求に応じた通信ソフトの機能カスタマイズ、搭載ECUのマイコンに最適な通信ドライバを構築するなど、様々なご要求に対して経験豊富なサニー技研のエンジニアが対応しています。

サニー技研のCAN通信ソフトやLIN通信ソフトは、コンパクトなプログラムサイズ、マイコン低負荷動作、高品質なソフトが認められて多くの車載ECU製品に採用されています。
今日ではサニー技研の通信ソフトを載せた自動車が世界中の道を走っています。

フラッシュメモリの登場

  • マイコンにフラッシュメモリが搭載されるようになって組込み機器も激変しました。
    組み込み機器のプログラムの書き換えが容易になり、プログラムの修正や機能追加など柔軟な運用が可能になりました。
    サニー技研では、フラッシュマイコンプログラマを1999年から市販製品として販売開始をしています。
    これまで、マイコン単体書込み用のプログラマから、複数同期書込み可能なプログラマや工場で書込み装置など幅広い製品をリリースしてきました。
    そのため、サニー技研のフラッシュマイコンプログラマは、組み込み機器開発者だけでなく、マイコン書込み工場、組込み機器工場など、様々な場面でご使用を頂いています。

特にシリアルフラッシュプログラマ《S550-SFWv3》は、スタンドアローンでプログラム書き換えできる機能は好評で、
サービスマンが現地の組み込み機器のプログラム書き換えをボタン一つで手軽に実施できるため、世界中で使用されています。

自動車向け車載ECUでも、プログラム書き換え要求が年々高まっています。
車載ECU開発途中でのプログラム書き換えだけでなく、自動車にECUが搭載されてからCAN通信経由でのプログラム書き換え、いわゆるリプログラミングと呼ばれる機能は、自動車の安全、安心を守るため非常に重要になってきています。

サニー技研では、車載ECUに搭載されるCANリプログラミングソフトの開発や書き換えツールの開発も手掛けています。
カーメーカ―毎に異なる仕様に合わせたリプログラミングソフトは、マイコンに対する知見だけでなく、CAN通信に対しても高い知見が必要となります。
年々高度化するセキュリティ対策など、マイコンと車載通信に強いサニー技研だからこそ強みを発揮できる領域でもあります。

開発知見を市販製品へ展開

  • サニー技研が提供する評価ボードは、ただ単にマイコンのプログラムを評価するためのものではありません。
    車載ECU通信評価に必要なCAN/LINインターフェースや、モータ制御のための周辺回路を実装するなど
    目的に合わせたソリューションキットとなっています。

    評価ボードの設計では、ユーザの立場で必要な機能を洗い出し、使いやすいボード開発を心がけています。
    サニー技研の市販製品は、我々のこれまでの組込み開発実績における開発者目線で見た時に、「本当に役立つツールは何か」
    「高性能、高機能だけで良いのか」という観点で製品コンセプトを検討してます。

サニー技研が提供する評価ボードは目的に特化したものなので汎用的に使えないかもしれません。
しかしながら、ユーザ側で様々に応用されて利用されています。

ECU検査工場では、検査装置にサニー技研のCAN/LINゲートウェイボード《S810-CLG》を組み込んでCAN/LINの通信評価に利用されています。
最近では、MicroPecker CANバスアナライザ《S810-MP-A1》やMicroPecker LINバスアナライザ《S810-MP-A2》を検査装置に組み込んで、CAN通信やLIN通信の柔軟な検査システム構築に役立てて頂いています。
サニー技研では、お客様で簡単にシステム構築が出来るように、MicroPeckerの制御用API群(SDK)も提供しています。

その他、電動車椅子の試作開発ではモータ制御用の基板としてMGマイコンボード《S810-MGS-B1》組み込んでご利用頂くなど単なる評価ボードに終わらないソリューション製品として活躍しています。
評価ボードやツールは、ユーザからのご要求によるカスタム開発可能です。

組込みシステム開発者目線でのツール

エンベデッドシステムといわれるものはマイクロコントローラ(マイコン)を中心に、いかに効率良く・素早く開発できるかが重要になっています。
マイコンも4bit→8bit→16bit→32bitと発展を続ける中、開発に必要なコンパイラ、デバッガ、アナライザ、テスターなどの環境も発展し続けています。

しかしながら開発者の目線で見たときに「本当に役立つツールはなんだろう」「高性能・高機能だけでよいのか」という観点でサニー技研はずっと見続けてきました。

サニー技研が皆様にご提案する開発環境は我々の組込みシステム開発実績から生み出された結論として
「シンプルですぐに使える開発環境を!」をモットーにあらゆる分野のエンジニアに支持されています。

エンベデッドシステムの開発工程からサニー技研が担っている開発環境のご紹介です。

 

RAMモニタ

  • アルゴリズムテストからデータフローテストの時代にマッチした検証ツールの一つ。
    マイコン内で計算される結果をプログラムを止めることなくトレースが可能。

    RAMモニタ製品のご紹介はこちら。

 

ネットワークアナライザ

 

フラッシュマイコンプログラマ

 

評価基板

  • マイコンを熟知したサニー技研が自社の開発や応用経験により生み出されたマイコン搭載評価用基板。
    車載ネットワークのCAN、CAN FD、LIN、Ethernetを応用のためにすぐに利用できるCLG、TPFシリーズ。
    同期モータの実験・検証をすぐにできるMGSシリーズなど、初めてマイコンをご使用されるビギナー技術者から高度な実験やテスト検証をされるエキスパート技術者まで、ご活用しやすいパッケージ・サービスにて提供。

    評価基板のご紹介はこちら。