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第5回NCESシンポジウムにおいてCioRy講演のご報告

2016年9月6日に開催された「第5回NCESシンポジウム」において、「NCES成果物活用によりAUTOSAR適用領域拡大!AUTOSAR準拠 オールインワンプラットフォーム ”CioRy”を事業化!」と題した講演とパネル展示を行いました。

NCESシンポジウムCioRy講演

 

名称 第5回NCESシンポジウム
日時 2016年9月6日(火)10:00~17:30(情報交換会:17:30~19:30)
会場 名古屋大学 東山キャンパス ES総合館1階ESホール
講演テーマ NCES成果物活用によりAUTOSAR適用領域拡大! AUTOSAR準拠 オールインワンプラットフォーム”CioRy”を事業化!
講演者 株式会社サニー技研 車載事業部CioRy課 山口浩史
主催 名古屋大学 大学院情報科学研究科 附属組込みシステム研究センター

 

講演の中では、名古屋大学 大学院情報科学研究科 附属組込みシステム研究センター(NCES)の成果物の活用事例として、CioRyをご紹介しました。

CioRyは、以下のNCES成果物を活用しています。
・TOPPERS/A-RTEGEN (AUTOSAR向けRTEジェネレータ)
・TOPPERS/A-COMSTACK (車載システム向け通信ミドルウェア)
・TOPPERS/ATK2 OS (”AUTOSAR仕様”をベースとしたOS)
これらは、サニー技研も参画したNCESのコンソーシアム型共同研究(ATK2コンソーシアム)の成果物になり、TOPPERSプロジェクトから公開されています。

A-RTEGENは、「AUTOSAR RTE仕様」をベースとしたRTEジェネレータです。CioRyでは、A-RTEGENを活用してCioRyコンフィグレータを開発しています。

A-COMSTACKは、車載システム向け通信ミドルウェアで、AUTOSAR COMSTACKのCOM、PDU Router、CAN Interface、CAN Driverの4つのモジュールから構成されています。
CioRyでは、更なる小型、高速化を実現する為、COM、PDU Router、CAN Interfaceを、COMとCAN RAPPERとして再構成させ、また、CANドライバに関しては、CioRyオリジナルとして構築しています。

ATK2 OSは、「AUTOSAR OS仕様」をベースとしたOSです。
CioRy RH850版のOSには、このATK2 OSを採用しています。このATK2 OSは、TTSPをAUTOSAR仕様にカスタマイズしたOSの検証スイートも開発されており、網羅的なテストが実施されています。
これにより、信頼性品質的にも安定したOSをCioRy製品として組込む事ができたのは、とても大きなメリットです。

このようにCioRyは、NCES成果物を活用することで開発期間の短縮を実現し、16ピットマイコンにまでAUTOSAR領域を拡大することができたものとなっています。

詳細は下記の第5回NCESシンポジウムのWebサイトをご覧ください。
http://www.nces.is.nagoya-u.ac.jp/news/sympo2016.html