LINスレーブ基板製品情報

LSBlogo LSB2main

LINスレーブ基板《S810-LSB2》は、LINスレーブノードとして動作し、マスターからのLINコマンド制御によるポート入出力,A/D入力,PWM出力を行うことができる基板です。 この基板を使用することにより、LINスレーブノードを使用した入出力評価、ならびに、LINマスター開発のための試験用スレーブノードとしてご使用いただけます。

《S810-LSB2》は、2012年9月末をもって販売を終了致しました。長らくご愛顧いただき、誠にありがとうございました。

 


LINコマンドによるI/O制御機能内蔵

LINスレーブ基板《S810-LSB2》にはマスターからのコマンドを受信し、そのコマンドを解釈して周辺I/Oを制御する機能を有しております。

  • 汎用ポート入出力(ポート数最大21ポート)
  • A/D入力(8ビット×2入力)
  • PWM出力(8ビット×2出力)
  • Sleep機能
  • Wakeup機能

※汎用入出力ポート数は使用されるI/Oの種類により使用可能なポート数が制限されます。

 

LINマスターシステム開発時の試験に最適

  • LINスレーブ基板に内蔵されたコマンド機能を使用して、LINマスターシステム開発時の試験用LINスレーブノードとして機能させることが可能です。

LIN仕様Rev.1.2に対応

  • LIN仕様Rev.1.2に対応しています。
  • LINスレーブノードIDとしては、1~Fで指定が可能です。ID=0はマスターからのコマンドIDとして認識されます。
  • LINスレーブ基板内で発生したLIN通信エラーは、LINマスターへのレスポンスとして通知する機能を持っています。
  • Sleep,Wakeup機能はRev.1.2に対応で、LINマスター開発時、これら動作確認にも使用することが可能です。

ボーレート自動選択機能

  • メッセージから自動的に通信速度を検出する機能を有しており、特別なボーレート設定等は必要ありません。
  • 供給クロックの選択(セラミック,CR,リング)により、2Kbps~20Kbpsの広い範囲でのボーレート対応が可能になっています。

充実したハードウェア

  • LINスレーブ基板《S810-LSB2》にはLINスレーブ制御用のルネサス エレクトロニクス製マイコンM37540が搭載されています。
  • LINドライバが内蔵され、LIN接続コネクタ又はLIN端子出力からLINバスに接続することができます。
  • 基板上にはA/Dボリューム×1,汎用LED(5点),汎用スイッチ(4点)を実装しており、マスターからのLINコマンドにより、これらへの入出力が可能となっています。
  • 上記以外のI/Oにつきましては拡張ポートにピンがアサインされておます。その拡張ポートにユーザーでご用意される回路を接続することにより、LINマスターから制御することが可能です。
  • 供給クロックとして、セラミック(8MHz),CR発振(約4MHz),マイコン内蔵リングオシレータ(約2MHz)の3つが選択可能です。
  • Wakeup用のスイッチとして汎用スイッチに1点アサインされており、LINスレーブ基板《S810-LSB2》からのWakeup制御が可能になっています。

《S810-CLG2》と組み合わせることにより、簡単にLIN通信デモを実現可能!

  • 「M16C/6N CAN/LIN Gateway 《S810-CLG2》」(別売)のCAN/LIN ゲートウェイ基板と、本製品《S810-LSB2》を一台もしくは複数台接続することにより、簡単にLINデモシステムを構築できます。

※下記、写真中央の《S810-CLG2》(CAN/LIN ゲートウェイ基板)は、本製品には含まれておりません。

LSB2connect

 

仕様

・モデル:S810-LSB2
・基板寸法:65mm(W)×54mm(D)
・製品構成:LINスレーブ基板,LIN通信ケーブル,取扱説明書

LSB2 Spec1

●他社製品名は各社の商標もしくは登録商標です。
●改良など、予告なく掲載事項を変更させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。

 

お問合わせ

製品に関するご質問お問い合わせはこちらまでお願いいたします。