S810-LAS V2.05 製品情報

S810-LASロゴ S810-LAS

「超小型LINアナライザ 《S810-LAS》」は、LIN通信のモニタリング、マスターシミュレート、スレーブシミュレート機能を持った小型軽量のLINアナライザで、Windowsパソコンに接続してお使いいただけます。

LIN Analyzer《S810-LAS》は、使用部品の生産中止に伴い、2013年3月末で販売を終了させていただきました。長らくご愛顧いただき、誠にありがとうございました。

今後は、後継製品として MicroPecker LIN Analyzer《S810-MP-A2》をご利用頂きますよう、御願い申し上げます(製品情報はこちらをご覧ください)。

また、《S810-MP-A2》と《S810-LAS》の機能比較表もご覧頂けます。
LINバスアナライザ機能比較表 LIN_SpecCompare.pdf (70KB)[2012.10.1]

 


LIN Analyzer 《S810-LAS》V2.05のご案内

《S810-LAS》V2.05は、 《S810-LAS》V1.23のシミュレート機能を強化したLIN Analyzerです。V1.23またはそれ以前の製品からのバージョンアップが可能になっています。 また、V2.05のプリインストールモデルもご用意しております。

V1.23より、以下の機能が追加されております。


モニタ機能強化

  • ID固定表示を追加…検出したフレームをID毎にソートし、上書きで表示します。
  • SynchBreak幅表示機能を追加…フレームごとに受信したSynchBreak幅をビット数単位で表示します。

マスターシミュレート機能の強化

  • スケジュールを1~16個定義して、送信中に切り換えることができます。
  • 各スケジュールは1~32個のメッセージを定義可能。 (定義したメッセージを順番に送信します。)
  • 各メッセージ間の間隔を任意に設定可能です。(1ms~65535ms)
  • 各メッセージは送信中に内容を任意に変更することができます。
  • 各メッセージを定義ファイルから読み込んだ内容で一定周期、 またはキーボードのキーによるトリガーで変更することができます。
  • メッセージとしてWAKEUPやSLEEPだけでなく、エラーフレームも選択することが できます。エラーフレームはParityエラー、CheckSumエラー、ShortMessageエラー、SynchBreakエラー、SynchFieldエラーから選択可能です。
  • 割り込み送信機能により、任意のタイミングであらかじめ定義されたデータを 送出可能。定義データは固定データだけでなく定義ファイルで作成したものも対応可能


    LAS マスタシュミレート画面

スレーブシミュレート機能の強化

  • 16個のIDに対して応答送信するシミュレートデータを定義することができます。
  • マスターシミュレートと同様に、各メッセージは送信中に内容を変更、 また定義ファイルを用いて変更することもできます。
  • メッセージとしてエラーフレームも選択可能、エラーフレームにはCheckSumエラー、 ShortMessageエラーから選択可能です。
  • WAKEUPを任意のタイミングで送出することができます。


    LASスレーブシュミレート画面

ログファイルからシミュレート用の定義ファイル作成が可能

  • ログファイル中から任意のIDのフレームのみ抽出して定義ファイルを 生成することができます。
  • 直接ダイアログ中にて、エディット、フォーマットチェック可能です。


    LASパターン

フレームのフィールド間のビット調整が可能

  • SynchField-IdentField間、In-frame response space、 Interbyte spaceを0~60ビットで設定することができます。
  • (LIN仕様による)フレームの最大長以上になる場合、警告メッセージを表示します。


    LASフレーム

リアルタイムロギング

  • 通信ログをテキストファイルとして、 取りこぼすことなくハードディスクへ保存することができます。

小型軽量、電源不要

  • アナライザ本体はクレジットカードの1/2サイズと軽量で、 電源はパソコンのUSBポートから供給しますので、ノートパソコンと組合せることにより、屋外でも使用することができます。

Windows2000/XP/7(32bit)

  • LIN通信のモニタ、HDDへのロギング、シミュレーション、その他制御は、 すべてパソコンから行えます。
    パソコンの制御は、解りやすいGUI(グラフィカルユーザインタフェース) になっています。
  • GUIソフトウェアは、Windows2000、WindowsXP、Windows7(32bit)に対応しています。

オールインワン構成

  • 本製品には、LINアナライザ本体、Windows上で動作するアプリケーション ソフトウェア、USBドライバーソフトウェア、パソコンと本体を接続するUSBケーブル、LINバスとアナライザを接続するLINケーブルが、すべて同梱されていますので、 USB対応のパソコンをご用意いただくだけで、すぐにお使いいただけます。

* ご購入希望のお客様は、後述の「ご購入、お問合せ」をご確認の上、弊社営業部までご連絡下さい。


仕様

  • モデル:《S810-LAS》
  • パソコンI/F:USB
  • 電源:PCのUSBポートより供給 (ただし本体電源のみ。LINバスのVBATは供給しません)
  • 外形寸法/重量:約64(W)×13(H)×47(D)mm(突起部含まず)/ 約45g (ケーブル含まず)
  • 主な付属品:PC接続用USBケーブル、LINケーブル(プローブタイプ)、 制御ソフトウェア(Windows対応)、取扱説明書
  • LIN通信速度(bps):500,1K,5K,10K,15K,20K,25K,600,1200,2400, 4800,9600,14400,19200

LAS

●他社製品名は各社の商標もしくは登録商標です。

●改良などの為、予告なく掲載事項を変更させて頂く場合がありますので、あらかじめご了承下さい。


サポート・FAQ

※システムソフトウェア、バージョンアップ、FAQについては、《S810-LAS》サポートページをご覧下さい。


お問合わせ

製品に関するご質問お問い合わせはこちらまでお願いいたします。