HyperVisor Demo
on RH850 / U2A

2020年度第2回ASIFスキルアップセミナーにて、
RH850/U2Aを用いたハイパーバイザーデモを実施しました。
本講演でご紹介したデモ動画を公開しております。

自動車業界におけるハイパーバイザー技術の活用

ハイパーバイザーとは仮想マシン(VM)の作成と実行を担う制御プログラムです。

現在の自動車では、運転支援機能やコネクテッドカーと呼ばれるインターネットへの接続機能を持った車載ECU(Electric Control Unit)が増加しています。

車内システム構成がドメイン型、ゾーン型に移行しようとしている中でECUが統合化されようとしています。
統合化においては、資源管理、機能安全対応、リアルタイム性、等価性など様々な課題が出てきていますが、そこに仮想化技術が使われようとしています。

ハイパーバイザー技術は、OSアップグレードやバージョンアップ、既存のソフトウェア資産の転用、ハードウェア統一によるコストダウンなどのメリットが見込まれています。

車載制御系ハイパーバイザー技術の課題

車載制御系のハイパーバイザーでは検討が必要な課題があります。

◆HyperVisorおよびVMの起動周期
  • HyperVisorとVMの起動周期をどうやって決定するか
  • 何msで起動すればVMの動作が保証できるか
  • システム全体の周期はどうするのか
◆割込み
  • HyperVisor割込みを使用する場合、全体の起動周期が遅延する
  • VM割込みを使用する場合、該当VMが起動していなければ割込み応答時間が伸びる
◆リソース(Canやタイマなど)の管理方法
  • HyperVisorで管理するのか、専用のVMから管理するのか
  • HyperVisorで管理する場合、処理時間が膨大になる可能性がある
  • VMでは暴走時の復帰方法や他VMからのアクセス方法などを検討する必要がある

ハイパーバイザー研究会のご案内

車載制御系のハイパーバイザーはまだ検討が必要な課題があります。

どのようなハイパーバイザーが車載制御系に求められるか、南山大学 本田教授を中心に研究会を立ち上げたいと考えています。
ご興味ある方は、以下のメールフォームより、お問合わせください。

お問合わせ

メールフォーム

ハイパーバイザー研究会に関するお問合わせは
こちらよりお願いいたします。

株式会社サニー技研
名古屋事業所

〒460-0003
愛知県名古屋市中区錦2-2-13 名古屋センタービル本館5F
TEL:052-221-7600 / FAX:052-221-0071