当社製品のRoHS2指令対応計画のお知らせ

当社製品は、欧州RoHS指令のカテゴリー11「その他の電気・電子機器」に該当し、鉛などの6物質について含有基準に適合した製品を販売しております。このほど、2019年7月22日から改定RoHS(RoHS2)指令が施行され、新たにフタル酸エステル4物質の規制が追加されます。

当社製品のフラッシュプログラマS550-SFWv3、MicroPecker製品、MicroPeckerX製品において、追加規制4物質に該当する部品を一部使用しております。そのため、2019年7月出荷製品からはCEマークを外しての出荷とさせていただきます。
2019年7月22日以降、欧州への製品販売ができなくなりますのでご了承の程、宜しくお願い申し上げます。なお、欧州以外への製品販売、ご使用については影響ございません。

該当のRoHS2指令非対応部品については、順次対応部品への置き換えを計画しております。
対応計画は以下の通りとなります。

  • S550-SFWv3:2019年10月対応完了予定
  • MicroPecker製品:2020年1月対応完了予定
  • MicroPeckerX製品:2020年4月対応完了予定

RoHS2指令対応完了後、CEマーキングを行う予定ではございますが、RoHS2指令対応部品への置き換え移行期間は、欧州以外への製品販売、ご使用にてお願い申し上げます。

なお、S550-SFWv3およびMicroPecker製品につきましては、CEマーキングに必要とする下記指令の基準はクリアしており、製品品質には問題ございません。

  • EMC指令

MicroPeckerX製品につきましては、2020年4月までにEMC適合を実施し、CEマーキングを行う計画です。

当社製品は日本国内のお客様向けに販売しておりますが、製品ユーザにはグローバル企業のお客様が多く、海外拠点へ輸出されることも多いと存じます。当社としては、欧州へ輸出されるお客様のご要求にお応えするとともに、環境への影響低減のためにも、環境影響物質の関連法規や規制、規格遵守の観点からRoHS2指令への対応を進めてまいります。

お客様にはご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。