SFW-62SA FAQ
Frequently Asked Question（よくいただくご質問）です。
Q2: 《SFW-62SA》とターゲット基板の接続方法を知りたいのですが？
Q3: シリアル書き込み時、ID ERR LEDとFAIL LEDが点灯し、書き込みが出来ません。
Q4: 電源をターゲットから供給する場合に、《SFW-62SA》に必要な電源容量はいくらですか？
Q5: 《SFW-62SA》にACアダプタを接続し、ACアダプタからの電源供給によりシリアル書き込みをすることは可能でしょうか？
Q6: 書込みに必要な時間、またその時の通信速度はいくらですか？
Q7: シリアル書込み時、《SFW-62SA》とターゲット間の通信速度をいくらに設定すればよいでしょうか？
Q9: ユーザプログラムのチェックサム表示機能はないのでしょうか。
Q11: 《SFW-62SA》でイレーズのみやブランクチェックのみを行うことが出来ますか？
Q12: シリアル書き込みにおいて、エラーが発生し書き込み出来ません。
Q14: 《SFW-62SA》のPC制御プログラムの英語版はありますか？
Q15: インテルHEXフォーマットをロードしようとすると、「Invalid address contained」と表示され、ロードが出来ない。[2000.12.15]
A1: 《SFW-62SA》が現在対応している品種は、こちら（sfwdevj.pdf）でご確認下さい。今後の新品種への対応状況についても、ホームページでご案内してまいります。
Q2: 《SFW-62SA》とターゲット基板の接続方法を知りたいのですが？
A2: 取扱説明書（P.11）の「5 シリアルケーブル」をご覧下さい。
製品に同梱のシリアルケーブルは、標準でHIF3FC-10PA-2.54DS（ヒロセ電機製）コネクタ付ですが、コネクタが不要な場合は切断してお使い下さい。なお、ケーブルが別途必要な場合はお問い合わせ下さい。
Q3: シリアル書き込み時、ID ERR LEDとFAIL LEDが点灯し、書き込みが出来ません。
A3: ID ERR LEDとFAIL LEDが点灯した場合、《SFW-62SA》とターゲット基板の接続ミスの可能性があります。取扱説明書の11ページ目にMFW-1側のピンアサイン、 12ページ目にターゲット基板接続回路例が記載されておりますのでご確認下さい。
Q4: 電源をターゲットから供給する場合に、《SFW-62SA》に必要な電源容量はいくらですか？
A4: 《SFW-62SA》が必要とする電源容量は、100mA（5V時）以下です。
Q5: 《SFW-62SA》にACアダプタを接続し、ACアダプタからの電源供給によりシリアル書き込みをすることは可能でしょうか？
A5: ACアダプタは、PCとの接続時のみご利用下さい。ターゲットへのシリアル書き込み時にACアダプタを使用すると《SFW-62SA》本体を破損する恐れがありますので、必ずターゲットから電源供給をしてください。
Q6: 書込みに必要な時間、またその時の通信速度はいくらですか？
A6: 下表のとおりです。
条件）PCと《SFW-62SA》本体間の通信速度：115.2Kbps
《SFW-62SA》とターゲットとの通信速度：1Mbps
書き込み処理：イレーズ→プログラム→ベリファイ
| 項 目 | 実行時間 |
| PC→《SFW-62SA》ロード時間 | 最大28秒 |
| M30624FGFP、256Kバイト シリアル書き込み：1個 | 21秒 |
Q7: シリアル書込み時、《SFW-62SA》とターゲット間の通信速度をいくらに設定すればよいでしょうか？
A7: 通信速度の範囲は1Mbps～19.2Kbpsです。ほとんどの場合1Mbpsで書き込みできすが、ターゲットのMCUのクロック周波数により速度を落とさなければならない場合があり、その場合は1Mbpsから順に１つづつ速度を落としてご確認してください。
Q8: 《SFW-62SA》制御プログラム（SFW-62SA.exe）で「Down Load」ボタンを押すと、
「Communication Error between SFW-62SA」と表示され、ダウンロードが出来ない。
A8: 《SFW-62SA》にPOWER, LOAD LEDが点灯しているか確認してください。また、PCと《SFW-62SA》間のケーブルが正しく接続されているか確認してください。
Q9: ユーザプログラムのチェックサム表示機能はないのでしょうか。
A9: 《SFW-62SA》 Ver1.20以降より、ユーザプログラムのチェックサム表示機能に対応しています。なお、チェックサムは指定されたデバイスの全エリアをバイト単位で加算したワードデータです。
A10: M16C/62,80のような内蔵フラッシュメモリがDINORタイプでメモリ容量が256KBまでのものは、今後の新品種にも順次対応予定です。 DINORタイプ以外のデバイスには現在のところ対応していません。これらのデバイスは、多機能フラッシュマイコンライタMFW-1をご使用下さい。
Q11: 《SFW-62SA》でイレーズのみやブランクチェックのみを行うことが出来ますか？
A11: イレーズのみやブランクチェックのみを行うことはできません。なお、《SFW-62SA》の書き込み処理内容は、イレーズ→プログラム→ベリファイを順に行っております。
Q12: シリアル書き込みにおいて、エラーが発生し書き込み出来ません。
FAIL LEDのみ点灯、ID ERR LEDのみ点灯、FAIL, ID ERR LEDが点灯など、現象が定まっておらず、場合によって書き込めることもある。
A12:下記の2通りが考えられます。
A12-1: 《SFW-62SA》のバージョンによるエラーの場合
この問題は、《SFW-62SA》のファームウェアバージョンがV1.10以降のものは解消しておりま す。お手持ちの《SFW-62SA》のファームウェアバージョンがV1.10以前のバージョンの方は、無償でバージョンアップを致しますので弊社までご連 絡いただくか、本ホームページよりシステムソフトウェア最新版のダウンロードをお願い致します。（V1.10以前の《SFW-62SA》は、通信タイムア ウト時間が短く設定されていた為、デバイスによっては書き込み処理の途中で通信エラーとなり、FAIL LEDが点灯し書き込みが出来ない場合があります。）
A12-2: 《SFW-62SA》とターゲット間の配線によるエラーの場合
《SFW-62SA》とターゲット間z線が長い場合、CLK信号がBUSY信号の誘導を受け、誤動作する場合があります。対策として、下記条件をお守り下さい。
１）シリアル書き込み用信号ラインを、抵抗にてプルアップされる場合は、4.7Kオーム以上の抵抗でお願いします。
２）シリアルケーブルは、必ず500mm以下で、ご使用下さい。
お客様で上記1)2)の条件を満たすことが出来ない場合や、条件を満たしていてもエラーが発生する場合は、弊社までご相談下さい。
A13: 《SFW-62SA》は、PC上で動作する制御プログラムと、《SFW-62SA》本体に格納するファームウェアで構成されていますが、どちらもお客様でインXトールが可能です。取扱説明書（P.29）の「９ ファームウェアアップデート方法」をご覧下さい。
Q14: 《SFW-62SA》のPC制御プログラムの英語版はありますか？
A14: PC上で動作する制御プログラムは日本語、英語共通のソフトウェアを使用しますので、Windows英語版でもそのままご使用頂けます。
尚、海外からのご購入については、下記の宛先までお問い合わせ下さい。
Dealer : 株式会社ルネサスソリューションズ
e-mail : support_apl@renesas.com
Q15: インテルHEXフォーマットファイルをロードしようとすると、「Invalid address contained」と表示され、ロードが出来ない。
A15: 下記のデバイスに対して、インテルHEXフォーマットファイルはロードできません。
M30800FCFP
M30800FCGP
M30802FCGP
M30803FCFP
M30803FCGP
M30805FCGP
モトローラSフォーマットファイルでロードを行ってください。