MicroPeckerX対応カスタムアプリケーション

MicroPeckerX、MicroPeckerを通信インターフェースとしたカスタムツール開発

MicroPecker、MicroPeckerXを通信インターフェースとしたカスタムツール開発事例

MicroPeckerXは、車載通信インターフェースとして、多岐にわたるカスタムツールの開発基盤に活用されています。
サニー技研は、MicroPeckerやMicroPeckerXを用いた通信ツールや検証システムの受託開発を承っています。

1. カスタムGUIアプリケーション開発

MicroPeckerX制御用のAPI(アプリケーション開発ライブラリ)は無償公開されており、ユーザーはこれを利用して自由にアプリケーションを開発できます。このライブラリはWindows版とLinux版がサニー技研のWebサイトからダウンロード可能です。

サニー技研では、ユーザーに代わり、ユーザーが求めるアプリケーションツールの受託開発も行っております。
カスタムGUIアプリケーションの開発事例には、以下のようなものがあります

  • CANによるモータ制御アプリ
  • CANリプログラミングツール
  • 製造ラインでのCAN, LIN検査ツール
  • CAN, LIN自動評価ツール
  • 多チャンネル評価ツール
  • ダイアグ評価ツール

また、Linux OS環境では、MicroPeckerXドライバがSocketCANに対応しており、ユーザーアプリケーションからCAN通信を容易に実現できます。

2. PCレス/ラズパイ連携による応用事例

MicroPeckerXをRaspberry Piやシングルボードコンピュータと連携させることで、PCレスの通信環境を構築できます。MicroPeckerXをラズパイのCANインターフェースとして利用するために、Linux版アプリケーション開発ライブラリを使用します。

MicroPeckerX-ラズパイ連携

このラズパイ・シングルボードコンピュータ連携の活用事例として、以下のようなものがあります。

  • CAN-Ether変換、CAN-WiFiの実現
    • MicroPeckerXをラズパイで制御し、CAN-Ether変換やCAN-WiFi通信を実現します。
  • CANデータのクラウド収集
  • 工場ラインでのCAN動作試験
    • PIOとCANを連動させ、検査対象の動作チェックを行います。
    • 検査結果はSDカードやLANを利用して保存可能です。
  • 開発現場での簡易のCANモニタ
    • Raspberry Piと液晶を組み合わせたモニタデモが可能です。
  • AirPecker
    • MicroPeckerXに無線アダプターを接続し、タブレットでデータモニタリングやデータ送信指示を行うシステムです。
  • CAN/CAN FDセキュリティプロトコル変換Box
    • CANバスとCAN-FDバス間でメッセージをルーティングし、認証子(CMAC/FV)の付与・検証を行うPCレスツール。
  • CAN/CAN FD 8ch-WiFi変換Box
    • MicroPeckerX 4台とRaspberry Piを搭載し、WiFiでCANデータを送信し、タブレットでCANデータ受信や送信データ設定、ログデータ表示が可能です。

MicroPeckerXカスタムツール


開発サポート体制

サニー技研では、MicroPeckerXのカスタムアプリケーション開発において、Windows版およびLinux版のアプリケーション開発ライブラリを無償提供しています。 組込み方法の問い合わせや技術サポートは有償で対応しています。

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