次世代診断(ダイアグ)・リプログラミング(FBL)規格への短納期実装と品質保証支援
国内OEMの次世代診断規格(OBD対応等)およびリプログラミング機能(FBL、セキュリティ対応含む)の開発を支援し、製品開発の遅延リスクを回避しました。
顧客の課題
- 量産ECU向けプラットフォームにおいて、国内OEMの次世代診断規格への対応と、リプログラミング機能(FBL)の実装が急務でした。
- 複雑化する診断要件(OBD対応など)への対応が求められていました。
- 短納期での専門的な技術支援とリソース補填が必須でした。
アプローチ
当社の強みであるダイアグ・リプログ技術(Diag/Reprog)を活用し、ECUのプラットフォーム開発を長期的に支援しました。
- ダイアグ/リプログ開発:OEM要件対応のダイアグ通信ソフト開発およびリプログ対応を実施しました。
- セキュリティ実装支援:セキュリティ要件、リプログ対応、および出荷検査、コンフィグ対応を含む開発を継続的に支援しました。
成果
- OEM規格への準拠を急ピッチで進め、顧客の製品開発の遅延リスクを回避しました。
- リプログソフト開発支援に加え、セキュリティ要件を含む複合的な課題解決能力を提供しました。
- ノウハウと実績を積み上げることで、当社のダイアグ・リプログ技術の市場優位性を確立し、顧客との中長期的な開発パートナーシップに繋がりました。また、この技術的優位性により、顧客の別部門からの追加の委託業務(ダイアグ通信ソフト開発、ダイアグ通信評価)依頼に対応しました。
技術要素
- 機能:ダイアグ (OEM要件/UDS)、リプログ(FBL)。
- 通信技術:CAN/CAN FD。
- 関連技術:セキュリティ要件対応、出荷検査、コンフィグレーション。
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