2016年12月08日
コンパクトで高速なAUTOSAR準拠オールインワンフレームワークCioRyがルネサスエレクトロニクス製RH850/F1Lに対応しました。
RH850/F1L対応版CioRyではマイコン性能を生かして、下記の機能アップをしております。
- TOPPERS ATK2 OS採用により、AUTOSAR-OSに準拠
- CANマルチチャンネル対応により、RH850/F1L CAN 6chに対応
- LIN 6ch(LIN Master 10ch)まで対応
CioRyは、RTE(Runtime Environment), OS, CAN通信スタック, LIN通信スタックの各モジュールを備え、RTEのアプリケーション側インターフェースはAUTOSAR仕様に準拠しています。
CAN通信スタック、LIN通信スタックはそれぞれ独立して使用可能な設計ですので、単体でRH850/F1Lマイコン向けのCAN通信ソフト、LIN通信ソフトとしてもご利用できます。
また、通信スタックはMCAL(Microcontroller Abstraction Layer)を搭載しているため、ルネサスエレクトロニクス製RH850/F1Lにおいても、半導体メーカからMCAL供給を受ける必要はありません。
32bitマイコンのルネサスエレクトロニクス製RH850/F1Lに対応したことで、CioRy活用の幅が広がりました。
この軽快なAUTOSAR準拠オールインワンフレームワークCioRyを、是非ともルネサスエレクトロニクス製RH850/F1Lで体感して下さい。
CioRy製品情報はこちらをご覧ください。
- AUTOSAR準拠オールインワンフレームワークCioRy製品情報
- CAN通信ソフトウェア《CioRy通信ミドルCANパッケージ》製品情報
- LIN通信ソフトウェア《CioRy通信ミドルLINパッケージ》製品情報