CANツール

CAN通信とは

CAN(Controller Area Network)概要

CANは、ISOにて国際的に標準化されたシリアル通信プロトコルです。
これまで自動車産業では、安全性、快適性、低公害、低コストを求め、自動車の電子制御システムを様々に開発してきました。これらの制御システムは、システムごとに複数のバスラインに構成される場合が多く、ワイヤーハーネスの増加、それに伴う重量及びコストの増大が問題となっていました。そこで、”ワイヤーハーネスを削減する”、”複数のLANを介して大容量のデータを高速に通信する”ことを目的に、ドイツの電装メーカBOSCH社が自動車の電子制御システム向け通信プロトコルとしてCANを開発しました。

CANはISO11898で規格化され、自動車LANの標準プロトコルに位置づけられています。また、現在ではCANの高い性能と信頼性が認められ、FA、産業機器等、多方面にわたり使われています。

CAN通信プロトコルの詳細につきましては、以下のリンクボタンからご覧下さい。

 

CANソフトウェアソリューション

CAN通信ソフトウェア《CioRy通信ミドルパッケージ》

CioRy 通信ミドルCANパッケージは、車載ECU向けに使用可能な組込み用CAN通信ソフトウェアです。CANドライバ、COM、NM(Network Management)を搭載しており、CAN通信を使った高品質な組込みアプリケーションを短期間で開発することが可能です。
CAN通信設定は、パソコンで操作可能なコンフィギュレータツールが付属しています。

詳しくは、CAN通信ソフトウェア 《CioRy 通信ミドルCANパッケージ》製品情報をご覧ください。

CioRy-CAN_logo

 

CAN通信ライブラリ《CioRy CAN Quick Library》

CAN通信ライブラリ《CioRy CAN Quick Library》は、車載向けCAN通信ソフトウェアとしてご好評の《CioRy通信ミドルCANパッケージ》をオブジェクトコード形式のライブラリとして提供するものです。CAN通信品質はそのままに、手軽に使用できるCAN通信ライブラリです。無料で2ヶ月間お試しいただけるCioRy CAN Quick Library機能制限版は製品ページからお申込可能です。

詳しくは、CAN通信ライブラリ 《CioRy CAN Quick Library》製品情報をご覧ください。

CioRy-QL_logo

 

CAN通信アナライザツール

MicroPecker CANバスアナライザ《S810-MP-A1》

S810-MP-A1-logo

MicroPecker CANバスアナライザは、CAN通信のデータモニタリングや、CANフレームデータ送受信などのノードシミュレーション機能を備えたCANバスアナライザです。シグナル設定にも対応し、物理値によるモニタリングやグラフ表示が可能で、最大6chのCAN通信Busの同時モニタリングが可能なマルチチャンネルにも対応しています。

詳しくは、MicroPecker CAN Analyzer 《S810-MP-A1》製品情報をご覧ください。

MP-A1

 

MicroPeckerX CAN FDアナライザ《S810-MX-FD1》

MPX_logo

CAN FD通信モニタ・ノードシミュレーション機能を備えたCAN FDアナライザです。
シグナル設定や、物理値によるモニタリング、グラフ表示が可能、ログ解析機能を使用したゲートウェイ解析にも対応。
CAN/CAN FD 2ch対応、最大8chまでの同時モニタリングが可能です。

詳しくは、MicroPeckerX CAN FDアナライザ《S810-MX-FD1》製品情報をご覧ください。

S810-MX-FD1

 

CAN-CAN FDプロトコル変換ゲートウェイツール

MicroPeckerX InstaGW《S810-MX-GW1》

MicroPeckerX InstaGWは、CAN通信とCAN FD通信をつなぐプロトコル変換ゲートウェイツールです。
CAN通信バスとCAN FD通信バスの間にMicroPeckerX InstaGWをつなぐことで、MicroPeckerX InstaGWがCAN通信とCAN FD通信を橋渡しします。

ゲートウェイするフレーム設定はExcelベースの簡単設定。MicroPeckerX InstaGWを介して、任意のフレームをプロトコル変換して送受信することができます。

詳しくは、MicroPeckerX InstaGW製品情報をご覧ください。