2016年8月25日発売の「Interface誌2016年10月号」(CQ出版社)において、当社執筆の「制御&監視向け!小型ネットワークCAN通信入門」と題したCAN通信の入門講座を掲載しております。
連載第9回目として最終回となる10月号は、「基本的な送受信プログラムを作る」と題して、CAN通信の送受信プログラムを作成する手順を解説しています。
CANコントローラを搭載したPICマイコンを題材に、CAN通信に必要な一連の処理(CANコントローラのコンフィグレーションとモード制御、送信手順、受信手順、割り込み)をステップ毎に解説しており、CAN送受信の作法や中身を理解しながら学習ができます。また、本誌には各処理のフローチャートとソースコードを掲載しておりますので、今回掲載のCAN通信送受信ソフトウェアと第7回(2016年7月号)で作成したCAN通信実験回路を組み合わせて用いれば、実際のCAN通信をすぐに体感して頂くことが可能です。
第7回(2016年7月号)で作成したCAN通信実験回路は、同様のキットを「CANマイコンボードキット」として後日販売を予定しております。学生の方やCAN通信初学者の皆様に、本講座を参考にCAN通信を学習しやすい環境としてご提供致します。
このたびサニー技研では、Interface誌(CQ出版社)において、「制御&監視向け!小型ネットワークCAN通信入門」として、全9回の連載をして参りました。改めて読み返して頂く事で、CAN通信の特長、開発環境、評価環境、送受信プログラムなど、ハード、ソフトの両面でCAN通信の全体像をご理解頂けるものとなっております。
第1回 I2Cとイーサの中間くらい/ローカル機器間ネットワーク向け(2016年1月号)
第2回 常時接続イメージ/制御向けCAN通信の特徴(2016年2月号)
第3回 CAN通信の物理層(2016年3月号)
第4回 CAN通信の基本プロトコル(2016年4月号)
第5回 アプリとCAN通信をつなぐ中間ソフトウェア仕様(2016年5月号)
第6回 最新テクノロジ:メニーECU時代は高速化必須!実験室で8MbpsのCAN FD(2016年6月号)
第7回 PICマイコンで作るCAN通信基本回路(2016年7月号)
第8回 通信内容まる見え/CAN通信モニタを作る(2016年9月号)
第9回 基本的な送受信プログラムを作る(2016年10月号)
ぜひ書店でお手に取ってご覧ください。
また、バックナンバーは、CQ出版社のWebサイトからも購入可能です。
詳細は下記Interface誌のWebサイトをご参照ください。
http://interface.cqpub.co.jp/