ゲートウェイシステムで、各ユニットの受信メッセージをテーブル検索でルーティングするためのソースコードを生成します。
特長
Routing File Generatorとは、ルネサス製CANマイコン・M16C/6Nを使用したゲートウェイシステムで、 各ユニットの受信メッセージをテーブル検索でルーティングするためのソースコードを生成するツールです。
Routing File Generatorの利点は...
- Routing Fle Generatorが生成したソースコードを使用することにより、ユーザーが作成する受信メッセージのルーティングを判定するプログラムを簡素化できます。
- ゲートウェイシステムで、ルーティングするメッセージ管理を、Routing File Generatorですることにより、ゲートウェイシステムの変更が容易になります。
また、本製品は次のような特徴をもっています。
- M16C/6N0が持つCAN0,CAN1ポートからのソースに対して、デスティネーションとしてルーティング先を複数指定可能です。
- ソース入力条件としてSID及びDATAフィールドの任意の2バイトまでを設定可能です。
- 入力すべきSID及びDATAを任意に定義し、それぞれどこにルーティングするかを各々のデスティネーションについて設定可能です。またSIDについてはシンボル登録も可能です。
- 自動生成されるのはルーティング判定処理(C言語ソースファイル)と判定処理が参照するテーブル(C言語ヘッダファイル)です。
- CANから受信されたSID及びDATAを引数に、生成関数を呼び出すと、結果としてルーティングの有無を8ビットまたは16ビットの結果として得ることができます。
- 生成処理は各ソース、デスティネーション毎又は各ソースと全デスティネーションで判定するどちらかを選択して生成可能です。
- 生成するプログラムサイズやデータバイト数及び処理時間を自動計算する機能を有しています。
- 生成されたファイルeストする機能を有します。
- Windows95/98/2000上で実行可能なGUIアプリケーションです。
動作環境
本ソフトウェアは次の環境で動作致します。
項目 | 仕様 |
OS | Windows95/98/2000 |
必要HDD容量 | 10Mbyte以上 |
画面仕様 | 800×600ドット以上 256色以上 |
また、CAN Configuration Toolで生成されるコードは、次の開発ツールに対応しております。
項目 | 仕様 |
Cコンパイラ | ルネサスエレクトロニクス製 Cコンパイラ NC30 Ver.4.0以降 |
お試し版ダウンロード
Routing File Generatorのお試し版及び取り扱い説明書は以下からダウンロード可能です。
Routing File Generatorお試し版
rfg.exeVer.0.9 (1198KByte) [2000年10月1日]
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本内容を合意の上で、ご使用ください。
※インストール方法
本EXEファイルは自己解凍圧縮ファイルになっております。実行すると、Setupディレクトリがカレントディレクトリに生成されます。その中にSetup.exeが生成されますので、そのファイルを実行するとインストールが始まります。
※本製品について
CAN Configuration Toolは最初に起動をしてから30日間試用が可能です。
Routing File Generatorお試し版、取り扱い説明書
rfgman.pdf(401KByte) [2000年10月1日]
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