S550-SFWv3/SFWv3R FAQ

S550-SFWv3 FAQ

Frequently Asked Question(よくいただくご質問)です。


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製品に関するご質問

Q:《S550-SFWv3》の対応品種を知りたいのですが?

A:《S550-SFWv3》が現在対応している品種は、 《S550-SFWv3》対応デバイスリスト:sfwv3devj.pdfをご確認下さい。今後の新品種への対応状況についても、ホームページでご案内してまいります。


Q:新規デバイスについて対応可能ですか?

A:ご要望のデバイスが、《S550-SFWv3》対応デバイスリスト:sfwv3devj.pdfに記載されているのかをご確認下さい。記載されていないデバイスについては、その都度検討させて頂きますので別途ご相談下さい。


Q:《S550-SFWv3》制御ソフトウェアは、Windowsの英語版に対応してますか?

A:《S550-SFWv3》制御ソフトウェアは日本語、英語共通のソフトウェアを使用しますので、Windows英語版でもそのままご使用頂けます。
海外からのご購入については、フラッシュプログラマのお問い合わせメールフォームにてお問い合わせ下さい。


Q:《S550-SFWv3》制御ソフトウェアの対応OSを教えて下さい。

A:製品情報の製品概要をご参照下さい。


Q:制御ソフトウェアをインストールしたところ、タイトルバーや「About S550-SFWv3」の画面に表示されるバージョン番号が異なっています。

A:Ver.5.00以降では、インストーラに表示されるバージョンと制御ソフトウェアのバージョンは、必ずしも一致しておりません。
Windowsのスタートメニューをご確認頂き、「プログラム」-「S550-SFWv3」-「S550-SFWv3 Ver.x.xx」の「Ver.x.xx」がインストーラの表示と一致していれば、制御ソフトウェアは正常にインストールされております。


Q:製品にCD-ROM(制御ソフトウェア、取扱書)が付属されていません。

A:2013年5月以降に販売された製品には、CD-ROMを付属しておりません。お客様の環境によりCD-ROMが必要な場合はフラッシュプログラマのお問い合わせメールフォームにてお申し込み下さい。


Q:《S550-SFWv3》を使用して、マイコン単体で書き込みを行いたいのですが、ICソケットボードの販売はしていませんか?

A:一部デバイスに関しては、販売しております。フラッシュプログラマのお問い合わせメールフォームにてお問い合わせ下さい。


Q: R8Cファミリのシリアル書き込み時に外部発振子は必要ですか?

A: R8Cファミリの書き込み時は外部発振子なしでも書き込みが可能です。


Q: R8Cファミリのシリアル書き込み時に《S550-AD2》は必要ですか?

A:R8Cファミリのシリアル書き込み時に《S550-AD2》は必要ありません。


Q: RX,H8SX,H8S,SuperHファミリの書き込み時、《S550-SFWv3》とターゲット間の最大通信速度はいくらですか?

A: 最大通信速度はお客様ターゲット基板のCPU入力クロック(EXTAL)周波数に依存します。
各CPU入力クロック(EXTAL)周波数における最大通信速度は下表のとおりです。

入力クロック周波数(MHz) 最大通信速度(bps)
6 153600
7 172800
8 345600
9 230400
10 172800
11 460800
12 172800
12.5 230400
13 197490

最大通信速度はCPU入力クロック(EXTAL)周波数に依存しますが、
《S550-SFWv3》を改造することで最大通信速度を向上させることができます。(有償)
詳細はこちらまでお問い合わせお願いします。

※なお、M16Cファミリ、R8Cファミリの書き込み通信速度は、CPU入力クロック周波数に依存しません。


Q:現在、ルネサスエレクトロニクス社製E8aを使用して書き込みを行なっています。基板を変更せずに《S550-SFWv3》付属の14-14のターゲット接続ケーブルを使用して、書き込みはできますか?

A:ターゲット基板がM16C,M32C,R32C,R8Cファミリの場合は、基板を変更せずに書き込むことができます。M16Cファミリの1線式書き込みの場合は、《S550-SFWv3》のコネクタのピン配置が異なるため、書き込めませんので、ご注意下さい。
詳細は、 《S550-SFWv3》シリアル書き込み回路例:sfwv3cirj.pdfをご参照下さい。


Q:現在、ルネサスエレクトロニクス社製E1を使用して書き込みを行なっています。基板を変更せずに《S550-SFWv3》付属の14-14のターゲット接続ケーブルを使用して、書き込みはできますか?

A:《S550-SFWv3》のコネクタのピン配置が異なるため、書き込めませんので、ご注意下さい。
詳細は、 《S550-SFWv3》シリアル書き込み回路例:sfwv3cirj.pdfをご参照下さい。


Q:書き込み方式は何に対応してますか?

A:各デバイスの対応している書き込み方式につきましては、《S550-SFWv3》対応デバイスリスト:sfwv3devj.pdfをご確認下さい。


Q:シリアルケーブルの長さが500mm以下となっていますが、それ以上の長さでも書き込みができますか?

A:シリアルケーブルの長さは500mm以上の場合は、シリアル波形が鈍り書き込めない可能性があります。必ず、シリアルケーブルの長さは500mm以下にして下さい。


Q:《S550-SFWv3》制御ソフトウェアに表示されているチェックサムは、どのように計算されてますか?

A:全ROM領域、USER ROM領域、USER ROM領域以外(DATA ROM領域など)の3つのチェックサムを表示します。指定されたデバイスのROM領域をバイト単位で加算したワードデータです。ユーザプログラムに含まれていないアドレスのデータは0xFFとして計算されます。
また、ROM領域の一部を選択していない場合でも、全領域が選択された場合と同じチェックサムが表示されますのでご注意お願いします。


Q:書き込みに必要な時間はどれくらいですか?

A:同じメモリサイズでもデバイスの種類により、書き込み時間は変わります。フラッシュプログラマのお問い合わせメールフォームにてお問い合わせ下さい。


Q:書き込み結果をファイルに保存することは可能でしょうか?

A:以下の設定を行うことにより、指定したフォルダに書き込み結果がファイルで保存されます(ファイル名は自動生成)。

保存されるファイルの内容は以下のようになります。


Q:《S550-SFWv3》は、Verifyはどのように行なっていますか?

A:ユーザプログラムと1バイトごと、データの比較を行なっています。ユーザプログラムに含まれていないアドレスのデータは0xFF(ブランク)と比較しています。


Q:パソコンを利用せず、《S550-SFWv3》単体でターゲット基板に電源供給は可能でしょうか?

A:《S550-SFWv3》は、内蔵バッテリが搭載されていないため、《S550-SFWv3》単体では電源供給はできません。
USBバッテリ等をご利用することで、ターゲット基板に電源供給は可能です。
但し、USBバッテリをご利用の場合は、電池残量をご注意の上ご利用お願いします。電池残量低下の電池をご使用された場合、書き込みに失敗する可能性がございます。


Q:同梱されているシリアルケーブル(14-14 Standard Cable)の線色が異なっていますが、仕様変更でしょうか?

A:シリアル番号SNV05150より、本ケーブルの1番ピンの線色が「青」から「赤」に変更になっています。
 色のみの変更で、使用する材質に変更はございません。

 

トラブルシューティング

Q: 本体をPCに接続すると、「電子署名されたドライバーが必要です」のダイアログが表示され、本体が認識されません。

A: Microsoft社によるドライバ署名ポリシーの変更に伴い、Windows10のAnniversary Update適用版(バージョン1607)では、USBドライバをインストールしても、以下のダイアログが表示され、本体が認識されない場合がございます。

なお、この問題はVer.5.10で修正済みです。ただし、USBドライバを一度アンインストールしてから、再度インストールして頂く必要があります。


Q: マルチデータモードまたはFAモードが設定ができません。

A: マルチデータモードまたはFAモードは、Ver.3.00から対応しています。


Q: プロジェクトファイルに問題はないと思われるのですが、「Project file “xxx” format error.」(xxxはプロジェクトファイルのフルパス)のダイアログが表示され、プロジェクトファイルを読み込むことができない現象が発生します。

A: この現象は、製品仕様によるものです。
本製品のプロジェクトファイルでは、メンテナンス画面の「Action Log」(実行動作ログの保存先フォルダ)と「Project File」(プロジェクトファイルの保存先フォルダ)をフルパスで保存しています。
このため、指定されたフォルダパスが存在しない場合、プロジェクトファイルが不正なものと見なして、このエラーダイアログを表示します。
例えば、プロジェクトファイルを複数のPCで共用したり、別のPCに移行したりするような場合に、この現象を防ぐには、これらのフォルダパスが存在するように注意してください。
なお、これらのフォルダパスは、初期設定では制御ソフトウェアのインストール先フォルダと同じです。


Q: RXファミリに対しVerifyを行うとフラッシュメモリ(ユーザマットなど)に書き込まれてるデータが消去されます。

A: デバイスのセキュリティ仕様となります。
下記の全ての条件に当てはまる際、フラッシュメモリに書き込まれているデータが消去されます。

1.書込み対象デバイス

  • RXファミリ
  • SHファミリ
  • H8SXファミリ
  • H8ファミリ

2.ID Codeプロテクトが設定されていない(ID Codeプロテクト機能がない)デバイスの場合

 

本内容と併せて、各デバイスのハードウェアマニュアルもご確認下さい。


Q:《S550-SFWv3》に電源を投入すると「PASS」と「ID ERR」LEDが点灯しますが、故障ではないでしょうか?

A: 《S550-SFWv3》本体の仕様です。 書き込み設定がされている場合は、電源投入時、「PASS」と「ID ERR」LEDが点灯します。


Q:《USER ROM領域以外のROM領域が書き込まれません。

A:初期設定では、USER ROM領域のみの書き込み設定となります。他のROM領域を書き込む場合は、以下設定を行なって下さい。


Q:《Erase/Program/Verify》と《Verify》以外のActionが表示されません。

A:初期設定では、《Erase/Program/Verify》と《Verify》のみの表示となります。それ以外のActionを選択する場合は、以下設定を行なって下さい。


Q:《S550-SFWv3》のUSBドライバは認識しますが、制御ソフトウェアと通信が行えません。

A:書き込みが失敗する場合は、以下内容をご確認下さい。

  • 《S550-SFWv3》シリアル書き込み回路例:sfwv3cirj.pdfにて、書き込み回路を確認下さい。
  • シリアルケーブルは、500mm以下であるかご確認下さい。

上記ご確認されても、改善しない場合は、フラッシュプログラマのお問い合わせメールフォームにてお問い合わせ下さい。


Q:《S550-SFWv3》のUSBドライバは認識しますが、制御ソフトウェアと通信が行えません。

A:制御ソフトウェアと通信できない場合は、以下内容をご確認下さい。

  • 《S550-SFWv3》のUSBドライバと制御ソフトウェアをアンインストールを行い、PCを再起動して下さい。再起動後、再度インストールを行った後、動作をご確認下さい。
  • USBを監視、またはI/Oを有効無効とするようなアプリケーションを導入されていないでしょうか?導入されている場合は、一度無効にしていただき、再度ご確認下さい。

上記ご確認されても、改善しない場合は、フラッシュプログラマのお問い合わせメールフォームにてお問い合わせ下さい。


Q: R8C/3xシリーズに対し、ブロック設定で消去を行った際、指定したブロック以外が消去されます。

A:下記の全ての条件に当てはまる際、3と4のブロックが消去されます。

1.システムソフトウェアバージョンがVer.1.80

2.書き込み対象デバイスが以下のいずれか

  • R8C/34E(2品種)
    R5F2134AEJFP R5F2134AEKFP
  • R8C/34F(2品種)
    R5F2134AFJFP R5F2134AFKFP
  • R8C/34G(2品種)
    R5F2134AGJFP R5F2134AGKFP
  • R8C/34H(2品種)
    R5F2134AHJFP R5F2134AHKFP
  • R8C/36E(2品種)
    R5F2136AEJFP R5F2136AEKFP
  • R8C/36F(2品種)
    R5F2136AFJFP R5F2136AFKFP
  • R8C/36G(2品種)
    R5F2136AGJFP R5F2136AGKFP
  • R8C/36H(2品種)
    R5F2136AHJFP R5F2136AHKFP
  • R8C/38E(2品種)
    R5F2138AEJFP R5F2138AEKFP
  • R8C/38F(2品種)
    R5F2138AFJFP R5F2138AFKFP
  • R8C/38G(2品種)
    R5F2138AGJFP R5F2138AGKFP
  • R8C/38H(2品種)
    R5F2138AHJFP R5F2138AHKFP

3.指定ブロックがブロック3または4に指定された場合

本内容はVer.1.80Rev.Aで修正されています。

Q: 特定のデバイスのROMコードプロテクト情報に誤った表示がされます。

A: 本内容はVer.1.80で修正されています。