2022年04月18日
平素は弊社製品MicroPeckerXをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
2022年4月14日付けでMicroPeckerX CAN-FD Analyzer《S810-MX-FD1》およびオプション製品がバージョンアップしました。
大幅な機能アップをしていますので、是非最新のソフトウェアをご活用ください。
MicroPeckerXの応答性能が大幅向上しました
- ログトリガ(特定のログを検出し、イベント送信)機能の応答性が向上 6ms→2msに短縮
- 従来機種MicroPecker CAN Analyzerと比較すると1/5に短縮
1.受信メッセージに対する応答送信のレスポンス高速化
- セキュリティメッセージの周期送信が10倍に高速化
- 模擬ECUとしての利用範囲が拡大しました。
2.メッセージ認証子フレームの周期送信が最短1msに対応
MicroPeckerX CAN-FD Analyzer《S810-MX-FD1》
■[Analyze Window]ゲートウェイ解析機能の機能アップ
ゲートウェイ遅延/滞留の解析において、今までは同一プロトコル、同一IDでのみ解析が可能でしたが、今回のアップデートで異なるプロトコル/IDでの解析が可能となりました。
MicroPeckerX CAN-FDアプリケーション開発ライブラリ for Windows《S810-MX-ADL1N》
■Windows 64bit環境の開発 .NET開発環境に対応
ご要望の多かったWindows 64bit環境へ対応しました。
お客様にてCAN/CAN-FD通信を行う64bitアプリケーションの開発を行うことが可能になりました。
.NET用ライブラリも新たにご提供、C#やVB.NET等の言語にてアプリケーションを開発可能です。
■C#、VB.NET、Excel等充実したサンプルプログラムの提供
C++言語のサンプルプログラムに加えて、C#、VB.NETのサンプルプログラムをライブラリに添付しました。
最新のVisual StudioですぐにMicroPeckerXを使ったアプリ開発をお試しいただけます。
ExcelシートにてMicroPeckerXを操作するサンプルも併せてご提供。
Excel VBAでもCAN/CAN-FD通信テスタなどの開発が可能です。
Release Note
■MicroPeckerX CAN-FD Analyzer《S810-MX-FD1》Ver.2.20
Ver.2.10からの改訂内容は以下の通りです。
- ライセンス管理に関する不具合の修正
- 通信処理の最適化
- GW解析機能の改善
- バス負荷の表示不具合の改修
- マニュアルの改訂
■MicroPeckerX メッセージ認証機能プラグイン《S810-MX-PM1》Ver.1.20
Ver.1.02からの改訂内容は以下の通りです。
- 高速化Firmwareに対応
- セキュリティメッセージの送信周期を「10ms~65536ms」から「1ms~65536ms」に変更
- セキュリティ設定ボタンを押して設定ダイアログを表示する際に例外が発生することがある不具合の修正
■MicroPeckerX CAN-FDアプリケーション開発ライブラリ《S810-MX-ADL1N》Ver.1.20
Ver.1.11からの改訂内容は以下の通りです。
- 64bit版に対応
- MicroPeckerX アップデートツールを追加
- Windows7への対応を終了
- 「Excel VBA」での開発に対応
- 「Microsoft Visual Basic」での開発対応を終了
■MicroPeckerX InstaGW《S810-MX-GW1》 Ver.1.01
Ver.1.00からの改訂内容は以下の通りです。
- Periodic FramesのCh表示が設定ファイルと異なる表示となることがある不具合の修正
- バージョン情報ダイアログにDLL、Firmのバージョン情報を表示する機能を追加