MicroPeckerX LIN Analyzer Plus《S810-MX-LN1》

MicroPeckerX LIN Analyzer Plus《S810-MX-LN1》

MicroPeckerX LIN Analyzer Plusは、LIN通信に対応した高機能通信アナライザツールです。小型サイズの本体にLINインターフェースを搭載し、マスター・スレーブシミュレーション機能を備えたGUIアプリケーションが付属します。オプションのDIO/ADライセンスを追加すると、外部信号との同期モニタリングやトリガー連動により、車載システムの総合的な評価が可能です。

お得なキャンペーン情報

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MicroPeckerX LIN Analyzer Plus販売数が50台に達し次第、終了いたします。
お早めのご注文をお待ちしております。

次世代車載ネットワーク開発に応える多機能LINアナライザ

車載LINバス開発の新たな課題への対応

現代の車載システムでは、CAN/CAN FDネットワークと共にLIN通信が重要な役割を担っています。センサーやアクチュエータの制御、ボディ系ECUの通信など、LINバスは車両の様々な箇所で使用されています。しかし、開発現場では以下のような課題に直面しています。

開発現場が抱える課題

  • 簡単にLINネットワークを構築して製品評価がしたい
  • 長時間の耐久テストや複雑なシミュレーションパターンの実現が難しい
  • 異なるLINリビジョン(1.3〜2.2A)への対応が必要
  • CAN/CAN FDとLINを統合した車載ネットワーク全体の評価が求められる
  • LIN通信と外部信号(センサー信号、制御信号)を同期させた評価が困難

MicroPeckerX LIN Analyzer Plusによる解決

MicroPeckerX LIN Analyzer Plusは、これらの課題を包括的に解決します。従来製品ユーザーからのご要望を盛り込んで長時間テストに対応。新しくなったハードウェアは耐電圧性能が向上し、開発効率の大幅な向上と高品質な車載システム開発を支援します。 また、DIO/ADインターフェースを搭載し、オプション追加で外部信号との同期モニタリングを実現します。

MicroPeckerX LIN Analyzer Plusの特長

手のひらサイズに凝縮された高機能

小型軽量設計

どこでも使える小型設計

65mm×35mm×16mmの超小型サイズ。限られたデスクスペースでも快適に作業できます。実験室、車両、生産現場など、様々な場所で同じ環境での作業が可能です。

ライセンスは本体に登録

ライセンスが本体に登録されているため、使用するPCを選びません。チーム内での共有や、複数環境での利用が簡単です。

長時間テストに対応する柔軟な設定

従来製品のMicroPecker LIN Analyzer《S810-MP-A2》では実現困難だった長時間の耐久試験を、大幅に拡張されたタイマー機能により、簡単に実施できるようになりました。

拡張されたタイマー機能

  • スケジュール切り替えタイマー:50ms〜24時間(従来製品:タイマー機能なし)
  • フレーム送信間隔:1ms〜60分(従来製品:最大60秒)
  • パターンチェンジタイマー:50ms〜60分(従来製品:最大60秒)

実現できるテストシナリオ例

  • 24時間連続動作試験での定期的なスケジュール切り替え
  • 実車両の1日の動作パターンを模擬した長時間シミュレーション
  • 温度サイクル試験と連動した数時間単位のパターン変更
  • スリープ/ウェイクアップを含む実使用環境の再現

これにより、手動介入なしで複雑な長期耐久テストが実施でき、開発工数の大幅削減と評価品質の向上を実現します。

耐電圧性能向上による安全性の確保

新設計ハードウェアによる保護機能

ハードウェア回路を見直し、新設計のハードウェアを採用。
静電気やケーブル逆接続などの突発的な過電圧に対して、以下の保護機能を実装しています。

  • ESD(静電気放電)保護
  • 逆接続保護
  • 過電流保護回路

これにより、実車環境での作業も安心して行えます。

DIO/ADインターフェース搭載で実現する統合評価(オプションライセンス)

DIO/AD接続イメージ

外部信号との同期モニタリング

DIO 4ch、AD 1chの外部信号インターフェースを搭載。ECU制御信号や外部センサー信号のリアルタイム監視が可能です。

※:DIO/AD機能を有効にするには、DIO/ADライセンスが必要です。

多彩な活用シーン

  • ECU制御信号と外部センサー信号のリアルタイム監視
  • 異常検知時の自動LIN通信ロギング
  • 評価・解析シーンでの外部信号トリガー
  • アナログデータとLIN通信の同期モニタリング

主要機能詳細

LIN通信モニタリング機能

モニタ画面

高精度リアルタイムモニタリング

  • タイムスタンプ分解能:1μs
  • 最大4ch同時モニタリング(本体4台接続時)
  • ヘッダ/レスポンス/エラーフレーム表示対応
  • ID毎の最新データ整理表示(Each ID機能)

対応LIN Revision

LIN 1.3 / 2.0 / 2.1 / 2.2 / 2.2Aに完全対応。幅広いバージョンの車載システム評価が可能です。

マスターシミュレーション機能

LINスレーブ製品(ECU)の機能検証および耐久性評価を強力にサポートするため、フル機能のLINマスターノードとして動作します。

マスターシミュレーション

複雑なシーケンスと長時間の耐久試験に対応

スレーブECUの機能や耐久性を厳格に評価するため、複雑な通信パターンを自在に設定できます。

  • 最大32個のスケジュールを設定可能で、タイマー(最長24時間)やトリガにより自動遷移します。
  • フレーム送信間隔やパターンチェンジタイマーは最大1時間まで設定可能なため、長時間の耐久試験も確実に実行できます。
  • モニタリング中でも、送信フレームのIDや有効/無効をリアルタイムに変更でき、動的なデバッグや評価が容易です。

エラー注入によるフォールトトレランス評価

スレーブECUの耐性を確認するため、意図的な通信エラーを細かく設定・発生させることが可能です。

  • LINヘッダーエラー(Sync Break長エラー、パリティエラーなど)や、レスポンスデータエラー(チェックサムエラー、フレーミングエラーなど)を自在に注入できます。
  • キー入力などのトリガにより、Tx/Rx/Wakeup/Sleepコマンドを含む任意のフレームを割り込み送信し、突発的な通信に対するスレーブの応答を確認できます。

センサー信号を模擬する動的なデータ送信

実際の車両環境で変動するセンサー信号などを再現し、スレーブECUの動作検証に活用できます。

  • パターンファイルを使い、レスポンスデータを自動的に変更しながら送信することで、センサー信号の疑似的な変動を模擬できます。
  • データ変更のトリガーとしてフレーム受信トリガを設定可能であり、特定の通信状態に応じて動的にデータを切り替える高度な試験に対応します。
機能項目仕様
設定スケジュール数最大32
設定フレーム数最大64フレーム
送信Delay1ms〜3,600,000ms(1時間)
スケジュール遷移イベントタイマー(50ms〜24時間)、ログトリガ、キートリガ
エラーフレーム送信各種エラー(SyncBrk、Parity、CheckSum等)設定可能
リアルタイム変更送信中のフレームID、送信有効/無効の変更可能

スレーブシミュレーション機能

LINマスターノードECUから送信されるヘッダフレームに対して、定義済みのレスポンスデータを返すLINスレーブノードとして動作します。
この機能により、開発中のLINマスターノードECUが、スレーブからの応答を正しく処理できるかどうかを、高精度に検証できます。
設定可能なレスポンスフレーム数は最大64フレームです。

スレーブシミュレーション

エラー注入による耐障害性評価(ロバスト性試験)

スレーブECUからの異常応答を再現し、マスターECUの通信耐性を評価できます。
レスポンスフレームに意図的な通信エラーを注入し、異常時のマスターの処理挙動を確認可能です。

エラー種別の選択

  • チェックサムエラー(Checksum)
  • メッセージ長異常(ShortMsg:1〜8 Byte)
  • データまたはチェックサムフィールドにおけるフレーミングエラー(Framing:Data1〜CS)

パターンファイルによる動的データ送信(センサー模擬)

LINスレーブが送信するデータを動的に変化させ、センサー信号などの変動を模擬できます。
パターンファイル機能」を使用することで、マスターECUの動作応答を多様な条件で評価できます。

  • 動的データ送信:あらかじめ定義したパターンファイルを読み込み、レスポンスデータを自動更新しながら送信可能。 温度センサーやスイッチ信号などの疑似入力を再現できます。

  • イベントトリガー:パターン切り替えは、タイマー(50ms〜60分)、フレーム受信、またはキートリガから選択できます。

リアルタイム応答制御とウェイクアップ操作

試験中でも動的な操作に対応し、マスターECUの評価を効率化します。

  • リアルタイム編集:登録済みのレスポンス内容や送信有効/無効をモニタリング中に変更可能。 特定IDへの応答を一時的に無効化してテスト条件を切り替えられます。

  • ウェイクアップ送信:ボタン操作でウェイクアップ信号を送信し、マスターECUの復帰動作を確認できます。

ログ再生機能

ログ再生機能は、事前に取得・記録したログファイルの内容をそのままLINバス上に再生し、通信動作を忠実に再現する機能です。

ログ再送機能

実通信の忠実な再現

  • ログファイルに記録された通信データを再現することで、実際のECUが接続されていない状態でも、実車の通信シーケンスを正確に模擬できます。
  • 最大120万レコードまでのログデータを再生対象とでき、実車試験で発生した通信シナリオや不具合の再現・詳細解析に最適です。

柔軟な制御と試験設定

  • 各フレームは、ログ記録時の相対時間間隔に基づいて送信されます。
  • リピートモード(ループ再生)に対応しており、長時間の耐久試験にも利用可能です。
  • 再生の開始タイミングは、「モニタ開始直後」のほか、フレーム受信トリガキートリガなどのイベント条件で設定できます。
  • また、モニタリング開始後に最初のフレームを送信するまでのオフセット時間(0〜60000ms)も指定可能です。
ログ再送GUI

ログエディタで柔軟なテスト環境を構築

MicroPeckerX Control Softwareに付属のMicroPeckerX Log Editorで、取得したログファイルを自在に編集・加工できます。

ログエディタ
  • 簡単操作でログレコード編集:1件単位の細かな調整から、複数レコードの一括編集まで対応
  • 多彩な編集機能:タイムスタンプ、プロトコル、データの追加・変更・削除が可能
  • 効率的なデータ抽出:特定条件(プロトコル、ID、エラー状態など)でログレコードを抽出
  • CAN/CAN FD・LIN対応:各プロトコルに特化した編集インターフェース

DIO/ADインターフェース機能(オプション)

外部信号との統合評価を実現

DIO 4chとAD 1chの外部信号インターフェースにより、LIN通信と外部信号を同期させた総合的な評価が可能になります。

DIO/ADライセンス
DIO/ADライセンス
《S810-MX-DA1》
DIOユニット
DIOユニット(計画中)

DIO(デジタル入出力)機能

  • 4ch独立設定(入力/出力切替可能)
  • 入力時:プルアップ/プルダウン/なし選択可能
  • 出力時:Hi/Lo設定、オープンドレイン/プッシュプル切替

AD(アナログ入力)機能

  • 1chアナログ入力(0〜3.3V)
  • サンプリング周波数:1Hz〜10kHz
  • 入力レンジ:5V、15V、40Vから選択可能
  • 分解能:12bit
DIO/ADライセンス詳細

CAN/CAN FDとの同期評価

CAN FD同期

MicroPeckerX CAN FDアナライザとの連携

MicroPeckerX CAN FDアナライザと連携することで、CAN FD、LIN、アナログ、デジタル信号を含めたECU全体の動きをモニタリング・評価できます。

  • 最大8chの同期モニタリング
  • タイムスタンプ同期
  • 統合ログ解析機能
MicroPeckerX CAN FDアナライザ

カスタムアプリケーション開発対応

豊富な開発環境サポート

Windows版/Linux版のユーザーアプリケーション開発向けライブラリを提供予定。既存の開発フローに容易に組み込むことができます。

  • Windows版開発ライブラリ(Visual C++、C#、.NET、Python対応)
  • Linux版開発ライブラリ
  • 豊富なサンプルプログラム提供

従来製品との比較

MicroPeckerX LIN Analyzer Plusは、従来のMicroPecker LIN Analyzerから大幅な性能向上を実現しています。

MicroPeckerX LIN Analyzer Plus

後継製品:MicroPeckerX LIN Analyzer Plus《S810-MX-LN1》

MicroPecker LIN Analyzer

従来製品:MicroPecker LIN Analyzer《S810-MX-A2》

機能項目MicroPeckerX LIN Analyzer Plus
《S810-MX-LN1》
MicroPecker LIN Analyzer
対応リビジョンLIN 1.3/2.0/2.1/2.2/2.2ALIN 1.3/2.0/2.1
通信ボーレート500bps〜20kbpsを1bps刻みで設定可能プリセットのみ
スケジュール数最大32最大16
送信Delay1ms〜3,600,000ms(1時間)1ms〜60,000ms
スケジュール遷移タイマー50ms〜24時間なし
DIO/AD機能搭載(オプション)なし
耐電圧保護ESD/逆接/過電流保護基本保護のみ

Config Convertorで設定ファイルの互換性を確保

MicroPeckerX Config Convertor

設定ファイルの変換も簡単

MicroPecker LIN Analyzer《S810-MP-A2》で構築した評価環境も簡単に引き継ぐことができます。

Config Convertorを使用することで、MicroPecker LIN Analyzer《S810-MP-A2》で作成した設定ファイルは、MicroPeckerX LIN Analyzer Plus《S810-MX-LN1》用の設定ファイルに簡単に変換できます。

Config Convertorは、MicroPeckerX Control Softwareのタブメニューから起動できます。

製品仕様

製品パッケージ

MicroPeckerX本体
MicroPeckerX本体
USB(microB)ケーブル
USB(microB)ケーブル
同期ケーブル
同期ケーブル(25cm)
項目内容
製品名MicroPeckerX LIN Analyzer Plus
製品型名S810-MX-LN1
同梱品・MicroPeckerX本体
・USB(microB)ケーブル
・同期ケーブル(25cm)
・保証書兼解説書
・LINアナライザライセンス

※アプリケーションソフトウェア、ユーザーズマニュアルはWebページからダウンロードとなります。

MicroPeckerX LIN Analyzer Plus 機能仕様一覧

項目内容
LINインターフェース1ch
対応チャンネル数LIN 1ch/1台、最大LIN 4ch(本体4台)までの同時接続可能
マルチチャンネル同期機能モニタタイムスタンプ同期CAN(CAN FD), LIN, DIO, ADを組み合わせて、MicroPeckerX本体4台のモニタデータ時刻同期
シミュレーション送信タイミング同期CAN(CAN FD), LIN, DIO, ADを組み合わせて、MicroPeckerX本体4台のシミュレーション時刻同期
ログ再生送信タイミング同期対応
LIN通信設定対応リビジョンLIN 1.3 / 2.0 / 2.1 / 2.2 / 2.2A
通信ボーレート

以下の選択可能の他、500bps~20kbpsの範囲で1bps毎のカスタム設定可
500bps, 600bps, 1kbps, 1200bps, 2400bps, 4800bps, 5kbps, 9600bps, 10kbps, 10417bps, 14400bps, 15kbps, 19200bps, 20kbps, 25kbps

LINモニタ機能タイムスタンプ分解能1μsec
ID/データ表示各種ID、データ値のリアルタイム表示
フレーム種別ヘッダ/レスポンス/エラーフレーム表示対応
エラーフレーム検出SyncBrk.Long、SyncBrk.Short、SyncBrkField、Parity、CheckSum、ShortMsg.(1~8)、Framing
タイムスタンプフォーマット+MM:SS:HHH.mmm.uuu / +SSSSSSSS.mmmuuu表示選択可能
LINログタイプHeader+Response / LIN Frame表示選択可能
ディスプレイフィルタLIN ID指定条件設定可能
ラベルフィルタLIN ID/送受信フレーム/Status/ヘッダ/レスポンス/Wakeup/Sleep/B-Sleep条件設定可能
Each ID表示ID毎の最新ログ表示
ログ出力先ファイル、画面上(最大10万レコード)
ログ書式テキスト(CSV)、16進数出力
ログ分割出力分割なし、ファイルサイズ(1MB~4095MB)、レコード(100行~250万行)、タイマ(1sec~3600sec)
ログトリガモードフリーRUN、開始トリガ、終了トリガ
ログトリガ条件指定フレーム受信、キー入力
ノードシミュレーション共通機能送信時間の分解能1msec
モニタ開始時ステータスWakeup/Sleep選択可能
マスターシミュレーション送信機能設定スケジュール数最大32
スケジュール名14文字まで入力可能
スケジュール設定有効/無効、繰り返し
スケジュール遷移イベント種別タイマ(50ms~24hour)、ログトリガ、キートリガ、ユーザによる切替え
スケジュール操作一時停止、スケジュール切替え、送信中のID変更
設定フレーム数最大64フレーム
送信Delay1ms~3,600,000ms(1時間)の範囲で設定可能
フレーム種別送信、受信、Wakeupパルス、スリープコマンド
送信と受信にはエラー設定可能
ヘッダーエラー種別SyncBrk.Long、SyncBrk.Short、SyncBrkField、Parity
レスポンスエラー種別CheckSum、ShortMsg.(1~8)、Framing(1~CS)
パターンファイルID毎に設定可能
パターンファイルイベント種別タイマ(50ms~60min)、フレーム受信トリガ、キートリガ
割り込み送信設定フレーム数最大16フレーム
割り込み送信フレーム種別送信、受信、Wakeupパルス、スリープコマンド
送信と受信にはエラー設定可能
割り込み送信トリガ種別フレーム受信トリガ、キートリガ、なし
Wakeup Wait(Wakeup待ち時間)0ms~100msの範囲で設定可能
スレーブシミュレーション送信機能設定フレーム数最大64フレーム
フレーム種別レスポンス応答
応答にはエラー設定可能
レスポンスエラー種別CheckSum、ShortMsg.(1~8)、Framing(1~CS)
パターンファイルID毎に設定可能
パターンファイルイベント種別タイマ(50ms~60min)、フレーム受信トリガ、キートリガ
ログ再生送信機能送信時間の分解能1msec
先頭フレーム送信オフセット0ms~60000msの範囲で設定可能
ログ再生開始タイミングモニタ開始、フレーム受信トリガ、キートリガ
転送モードリピートモード、単転送モード
LDF読込みLDFインポート対象マスタースケジュール取り込み、スレーブレスポンスID取り込み
ログ解析機能解析対象LDFシグナル取り込み、バス負荷解析、シグナル解析
フィルタリングID/エラーフレーム/ラベル設定可能
ログ検索タイムスタンプ/フレーム/ラベル設定可能
バス負荷解析なし
シグナルモニタ機能シグナル設定数なし
エンコード形式なし
モニタ中のシグナル表示なし
モニタ中のグラフ表示数なし
キャプチャ機能モニタログキャプチャなし

ハードウェア仕様

MicroPeckerX本体仕様

MicroPeckerX本体
インターフェース
項目内容
ホストインターフェースUSB 2.0 High Speed(480Mbps)
ホスト動作環境[*1]PCIBM PC/AT互換機
OS[*2]Windows 11(64bit), 10(64bit)
CPUIntel社製またはAMD社製のx86プロセッサ(Core i5/Ryzen5以上推奨)
ハードディスク10Gbyte以上の空き容量[*3]
メモリ8Gbyte以上を推奨
USBポートUSB2.0(High Speed)対応で、接続するMicroPeckerX本体の台数分必要[*4]
画面解像度1920×1080以上を推奨
その他モニタ、キーボード、マウス
電源USB Bus Power(5V、300mA)
寸法[*5]65(W)×35(D)×16(H)mm
重量45g
VBAT供給方式D-Sub9ピンより外部供給
VBAT入力電圧範囲8〜24V(絶対最大定格40V)/100mA以内
ハードウェア保護ESD/逆接/過電流保護回路搭載

[*1]:省電力機能を持つPCの場合は、本製品使用中にPCのスリープ、HDDの停止、CPUクロックの低下が発生しないように設定してください。
[*2]:仮想環境での動作は未サポートです。
[*3]:長時間のモニタリングをする場合は、十分なハードディスクの空き容量を確保してください。
[*4]:外付けのUSBハブを用いて接続する場合は、必ずセルフパワー対応機器を選定いただき、外部より電源を供給した上で接続ください。USBハブをバスパワー駆動で接続した場合、動作しない、または不安定になることがあります。
[*5]:寸法には、接続端子の突起部は含まれておりません。

D-Sub9ピン端子仕様

本体Dsub端子
PinFunction
1DIO4
2DIO2
3ISO-GND
4AD
5GND(DIO/AD用)
6DIO3
7LIN
8DIO1
9VBAT

オプション製品

LIN接続ケーブル

LIN 1ch クリップケーブル
LIN 1ch クリップケーブル《S810-MX-CB3》

持ちやすいICクリップを備えたLINケーブル。
細かい端子への接続に便利です。※LINケーブルは別売りです。

LIN 1chクリップケーブル製品情報
DIOドッグ
DIOドッグ(計画中)《S810-MX-OP1》

アイソレーション付きDIO/ADユニット。ノイズ、過電圧、誤接続によるダメージからMicroPeckerX本体を守ります。


関連製品