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MicroPecker LIN Analyzer 《S810-MP-A2》 製品情報

MicroPecker LIN Analyzer

MicroPecker LINバスアナライザは、LIN通信のモニタリング機能に加え、機能性を更に拡張したノードシミュレーション機能を備えたLINバスアナライザです。

ノードシミュレーション機能はLIN通信ネットワークのマスターノードまたはスレーブノードを模擬したノードシミュレーションが可能で、LIN通信における様々なエラーシミュレートや詳細な条件設定でのLINフレーム送信機能など、LIN通信の評価に必要な機能に対応しています。

MP-A2

  

 

特長

LIN通信のモニタリング機能

LIN Revision 1.3、2.0、2.1に対応したLIN通信のバスモニタリング、LIN通信のノードシミュレーションが可能です。
LIN通信のモニタリング機能は、接続されたLINバスのフレームデータをモニタリングします。

  • 特定フレームデータを受信条件に設定して、トリガ検出によるロギング開始、停止制御ができます。
  • フィルタ機能により表示出力するフレームを制限することができます。
  • 任意のフレームにラベル名の付与や強調表示を行うことができます。
  • モニタリング中に現時点の出力内容を取得できるキャプチャ機能があります。
  • モニタ時、LIN ID毎の最新フレームのみを一覧で表示することができます。
  • LINモニタ中のLIN通信バスの負荷状態をリアルタイムグラフ表示で確認できます。
S810-MP-A2 MainGUI
  • シグナルモニタ機能
    フレームデータ上のシグナル値を物理値に変換しリアルタイムで表示することができます。また、物理値をグラフ化しリアルタイムでその変化をみることができます。
S810-MP-A1 signal window

 

マスターノードシミュレーション機能

LIN通信ネットワークのマスターノードの動作をシミュレートする機能です。

スケジュールを設定して自動的に送信する「スケジュール送信機能」、およびトリガによって送信する「割り込み送信機能」を持ちます。エラーシミュレート(SyncBreak、SyncField、CheckSum、ShortMsg、Framing)、WakeUpパルス、Sleepコマンド送信も選択ひとつで設定が可能です。また、Sleep状態からマスターノードシミュレーションを開始することも可能です。

 

S810-MP-A2 MasterSim window

 

1.スケジュール送信機能
スケジュールを設定して自動的に送信します。
設定できるスケジュールの数は16、各スケジュールには最大64フレームを登録できます。
スケジュールの切替えは、特定条件のモニタフレーム検出やキー入力をトリガ条件に設定して変更が可能です。
LIN ID毎にパターンファイルの使用や送信中のデータ変更も可能で、LDFからのマスターノードスケジュール設定にも対応しています。

2.割り込み送信機能
イベントトリガに従って任意のフレームを送信します。
キーボードからのキー入力、モニタフレーム、ユーザによるボタン押下がトリガとして使用できます。

3.ログ再生モード
読み込んだLINモニタログファイルにしたがってフレームを送信します。
GUI上でログ編集が可能なLog Editorを同梱しています。

 

スレーブノードシミュレーション機能

LIN通信ネットワークのスレーブノードの動作をシミュレートする機能です。

LIN通信で使用する64個のIDの全てに対してレスポンスの応答メッセージを設定することができます。
LIN ID毎にパターンファイルの使用や送信中のデータ変更も可能で、LDFからのスレーブレスポンスID設定にも対応しています。
応答エラーの設定(CheckSum、ShortMsg、Framing)もドロップダウンメニューから簡単に選択可能です。
また、Sleep状態からスレーブノードシミュレーションを開始することも可能です。

SlaveSim window

 

LIN通信のモニタデータ解析機能

  • シグナル値測定

    特定IDのシグナル値の変化をトレースします。
    取得したモニタリングデータからシグナル値と物理値変換後の値と、物理値の最大値と最小値の値表示およびタイムスタンプを表示します。物理値はグラフ表示も可能です。

  • バス負荷計測

    任意の単位時間あたりのLINバスの負荷を計測します。

  • LDFシグナルインポート

    LDFファイルに記されたシグナルをインポートし、その値の変化をシグナル値同様トレースします。

S810-MP-A2 Signal Monitor window

 

LDF読込みによる設定が可能

LIN Configuration Language Specificationに準拠したLIN Description File(LDF)による設定に対応しています。
シグナル、マスタースケジュール設定、スレーブレスポンスIDを、LDFから一括設定が可能です。

 

S810-LAS製品からの乗り換えも簡単

サニー技研製LINアナライザ《S810-LAS》のコンフィグレーションファイルのコンバータツールを同梱しています。
これまでの資産を生かしてスムーズにMicroPecker LIN Analyzerへ移行できます。

MicroPecker LIN Analyzerと従来製品《S810-LAS》との機能比較表
LIN_Analyzer_SpecCompare.pdf (70KB)[2012.10.1]

 

マルチチャンネル同期モニタリング機能

MicroPeckerを複数台組み合わせることで、マルチチャンネルモニタリングが可能になります。

同一GUIアプリケーションで、最大6chのモニタデータ表示が可能、複数chモニタデータのMIX表示も可能です。
CAN/LINの複数プロトコルを組み合わせたマルチプロトコル同期モニタリングも対応しています。

channel

 

製品仕様

製品型名:《S810-MP-A2》
製品名:MicroPecker LINバスアナライザ

◆同梱品

  • MicroPecker本体
  • MicroPecker用LINケーブル
  • USB延長ケーブル
  • CD-R(ソフトウェア、マニュアル)
S810-MP-A2 Cableset

◆MicroPecker本体仕様

ホスト動作環境 対応機種[*1] IBM PC/AT互換機
対応OS Windows 10/8.1/7/Vista/XP[*2][*3]
ホストインターフェイス USB 2.0 High Speed(480Mbps)
電源 USB Bus Power(5V、400mA)
寸法[*4] 62(W)×30(D)×12(H)mm
重量 35g

[*1]:省電力機能を持つPCの場合は、本製品使用中にPCのスリープ、HDDの停止、CPUクロックの低下が発生しないように設定して下さい。
[*2]:Windows Vista/XPでは64bit版は非対応です。また、Windows 7のXPモードなど、仮想環境での動作は非対応です。
[*3]:Windows 10での使用には制約がございます。詳細はこちらを参照してください。
[*4]:寸法には、接続端子の突起部は含まれておりません。

◆MicroPecker用LINケーブル仕様

信号 VBAT、GND、LIN
※ICクリップ(灰色)を使用
ケーブル長 MicroPecker~ドライバユニット:150mm
ドライバユニット~ICクリップ:450mm
全長:638mm
シールド あり

 

機能仕様

MicroPecker LINバスアナライザ仕様

マルチチャネル同期機能
対応チャンネル数 1CH/1台、MicroPecker最大6台までの同時接続が可能
同期機能 モニタタイムスタンプ、送信タイミング、ログ再生送信タイミング
モニタ機能
タイムスタンプ分解能 1μsec
ロギング容量 ロギング先のディスク容量に依存
トリガモード フリーRUN、開始トリガ、終了トリガ
トリガ条件 指定フレーム受信
ロギング出力先 ファイル、画面上(最大40万レコード)
ロギング書式 テキスト(CSV)、16進数出力
RAMモニタとのタイムスタンプ同期 対応
通信ボーレート 以下の14種類が選択可能
500bps, 600bps, 1kbps, 1200bps, 2400bps, 4800bps, 5kbps, 9600bps, 10kbps, 10417bps, 14400bps, 15kbps, 19200bps, 20kbps
シグナルモニタ機能
シグナル設定数 64
エンコード形式 なし/物理値/論理値/BCD変換/ASCII
モニタ中のシグナル表示 対応
モニタ中のグラフ表示数 1
ノードシミュレーション共通機能
送信時間の分解能 1msec
モニタ開始時ステータス Wakeup/Sleep選択可能
マスターシミュレーション送信機能
設定スケジュール数 最大16
スケジュール名 8文字まで入力可能
スケジュール設定 有効無効、繰り返し
スケジュール遷移イベント種別 ログトリガ、キートリガ、ユーザによる切替え
スケジュール操作 一時停止、スケジュール切替え
設定フレーム数 最大64フレーム
送信Delay 1ms~60000msの範囲で設定可能
フレーム種別 送信、受信、Wakeupパルス、スリープコマンド
送信と受信にはエラー設定可能
パターンファイル使用可能
ヘッダーエラー種別 SyncBrk.Long、SyncBrk.Short、SyncBrkField、Parity
レスポンスエラー種別 CheckSum、ShortMsg.(1~8)、Framing(1~CS)
パターンファイルイベント種別 タイマ、フレーム受信トリガ、キートリガ
パターンファイルタイマ 50ms~60000msの範囲で設定可能
割り込み送信設定フレーム数 最大16フレーム
割り込み送信フレーム種別 送信、受信、Wakeupパルス、スリープコマンド
送信と受信にはエラー設定可能
割り込み送信トリガ種別 フレーム受信トリガ、キートリガ、なし
スレーブシミュレーション送信機能
設定フレーム数 最大64フレーム
フレーム種別 応答
応答にはエラー設定可能
パターンファイル使用可能
レスポンスエラー種別 CheckSum、ShortMsg.(1~8)、Framing(1~CS)
パターンファイルイベント種別 タイマ、フレーム受信トリガ、キートリガ
パターンファイルタイマ 50ms~60000msの範囲で設定可能
ログ再生送信機能
送信時間の分解能 1msec
先頭フレーム送信オフセット 0ms~60000msの範囲で設定可能
ログ再生開始タイミング モニタ開始、フレーム受信トリガ、キートリガ
転送モード リピートモード、単転送モード
LDF読込み
LDFインポート対象 表示シグナル指定、モニタ中のシグナル表示、マスタースケジュール取り込み、スレーブレスポンスID取り込み
ログ解析機能
解析対象 LDFシグナル取り込み、バス負荷解析、シグナル解析

 

オプション製品

MicroPecker LIN アプリケーション開発ライブラリ

MicroPecker LIN アプリケーション開発ライブラリは、MicroPecker を制御するAPI群を提供する開発キットです。
MicroPecker LIN アプリケーション開発ライブラリが提供するAPI群を活用することで、ユーザ作成のWindowsアプリケーションからMicroPecker LIN Analyzerを制御することが可能です。

本製品を利用することで、MicroPeckerをインターフェイスにして、LINバスモニタリング、LINフレームメッセージの送受信が可能なカスタムアプリケーションの作成が可能です。

本製品は専用ページから無償ダウンロードが可能です。
MicroPecker アプリケーション開発ライブラリの詳細はこちらをご覧ください。

本製品は組込みに関するお問い合わせ等の技術サポートには対応していません。お問合せ、技術サポートをご希望される場合は、別途、サポートパックへのお申し込みが必要です。

製品型名 製品名
S810-MP-SDK3N MicroPecker LIN アプリケーション開発ライブラリ
S810-MP-SDK-SPT MicroPecker アプリケーション開発ライブラリ サポートパック

 

◆MicroPecker アプリケーション開発ライブラリ 開発環境

開発言語 Cインターフェイスを利用できるいずれかの言語
(Visual C++(7.1以降)、Visual C#、Visual Basic.NET等)
PC Microsoft Windowsが動作するIBM PC/AT互換機
対応OS Microsoft Windows 10/8.1/7/Vista/XP[*1][*2][*3]
CPU Celeron 1.6GHz 以上を推奨
ハードディスク 50Mbyte 以上の空き容量
メモリ 1Gbyte 以上を推奨
USBポート USB2.0 搭載(Hi-Speed)
CD-ROMドライブ 本製品をインストール時に使用
画面解像度 1024×768 以上を推奨

[*1]:32ビットアプリケーションのみ開発可能です。また、64ビット版OSでは、32ビットアプリケーションとして動作します。
[*2]:Windows 7 のXPモードなど、仮想環境での動作は非対応です。
[*3]:Windows 10での使用には制約がございます。詳細はこちらを参照してください。