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MicroPecker ECU適合RAMモニタ for Highspeed Single Wire 製品情報

MP-R1

1線式デバッグインターフェイス対応リアルタイムRAMモニタです。

MicroPecker RAMモニタは、組込みソフトウェア開発においてマイコンに搭載されているデバッグインターフェイスを利用することで、タ―ゲットプログラム実行をブレークすることなくリアルタイムでRAMデータのモニタリングやデータ収集が可能です。

オプション製品のインターフェイス変換ユニットを装着することで各種マイコンデバッグインターフェイスに対応します。

MP-R1

 

特長

1線式インターフェイス対応RAMモニタ

MicroPecker ECU適合RAMモニタ for Highspeed Single Wireは、ルネサスエレクトロニクス製車載向けマイコンR32C/100シリーズに組み込まれている、NSD(New Single-wire Debugger)デバッグインターフェイスに対応したRAMモニタです。

NSDデバッグインターフェイスは、プログラムのトレースやRAMモニタデータ収集などをマイコン1端子の接続で実現します。
MicroPeckerは、この1線式のインターフェイスに対応し、ターゲットマイコンとは同軸ケーブルによる接続でRAMデータのモニタリングを可能にしました。

1線式インターフェイスは、車載電子制御システムの標準化団体JasParが進める仕様を目指したツールプラットフォームです。

1線式インターフェイスに対応した同軸ケーブルを用いることにより、外部ノイズに対する耐性を持ち、最大10mの長距離ケーブルを使用してのRAMモニタを可能とします。

NSD接続

 

多品種マイコン対応インターフェイス変換ユニット

MicroPecker ECU適合RAMモニタ for Highspeed Single Wire《S810-MP-R1》に、オプション製品のデバイス対応インターフェイス変換ユニットを装着することで、マイコン毎に異なる様々なデバッグインターフェイスに対応します。

マイコンを変更する場合でもご使用予定のマイコンに対応したデバッグインターフェイス変換ユニットを追加購入するだけなので、最小限のコストで様々なマイコンに対応したRAMモニタ環境が構築できます。

パソコン用のGUIツールは、S810-MP-R1のユーザであれば最新のソフトウェアを無償でダウンロードが可能です。

I/F Unit

※変換ユニットを経由してのリプログラミング機能は搭載していません。

 

RAMモニタ機能

ターゲットボードに搭載されているマイコン内蔵RAM領域のデータを、設定された周期でモニタします。

  • ターゲットマイコンからのRAMモニタデータサンプリング周期の指定が可能です。
  • RAMモニタポイント点数は、64ch/1msec(6ch/100μsec)までの設定が可能です。
  • モニタ対象アドレスから取得するデータサイズ(1Byte, 2Byte, 4Byte)の指定が可能です。
  • データ表示形式(2進数、10進数、16進数、浮動小数点数、物理量変換値)の指定が可能です。
  • RAMモニタデータの表示更新間隔(100ms~1000ms、10ms単位)の指定が可能です。
  • ターゲットプログラム作成時のコンパイラパッケージが生成したシンボルファイルからシンボル情報を読込みモニタ対象アドレスの指定が可能です。
S810-MP-R1 MainGUI

 

RAMモニタデータのロギング機能

RAMモニタデータをファイルに出力します。

  • RAMモニタデータをCSVファイル形式で保存します。
  • ロギング先のロギングファイル名の指定が可能です。
  • 保存するデータの形式指定(2進数、10進数、16進数)の指定が可能です。
  • RAM値が設定条件に合致した際にロギングを自動開始、停止するトリガー機能があります。

 

RAMモニタデータのグラフ表示機能

RAMモニタデータをグラフ表示します。

  • グラフ表示は、モニタ対象アドレスから最大16個まで指定が可能です。
  • グラフ領域の表示色や表示設定の変更が可能です。
  • グラフデータをCSV形式、またはグラフログ形式のファイルで保存が可能。
  • グラフログ形式で保存したファイルを開いて、グラフ表示を再現させることが可能です。
  • グラフの拡大や縮小、カーソル設定が可能です。

 

RAMデータ書き換え機能

RAMモニタ中[*1]、または、RAMモニタ停止中にターゲットMCU内臓RAMの任意のアドレスに対して、データ書込み[*2]が行えます。

  • 書込み対象のアドレスは32点まで指定可能です。
  • 書込みデータサイズ(1Byte、2Byte、4Byte)の指定が可能です。
  • 指定した書込み対象アドレスのデータ取得、画面表示が可能です。

[*1]:RAMモニタ中にRAMデータ書き換え(取得)を実行した場合、RAMモニタ、ロギングは一瞬中断します。
[*2]:書込みデータ形式は、16進数入力のみとなります。

 

リプログラミング機能

NSD通信による、マイコンのFLASH書き換えが可能です。
※オプション製品の変換ユニットを経由してのリプログラミング機能には対応していません。

  • Sフォーマットファイルを指定したユーザROM領域のみ書込みが可能です。
  • ユーザROM領域外のデータが含まれる場合も、ユーザROM領域のみを書き換えます。
  • セキュリティIDが設定されたマイコンへの書き換えにも対応します(要セキュリティID入力)。

 

MicroPecker CAN/LINアナライザとの時刻同期機能

MicroPecker Analyzerとは、タイムスタンプを同期させてロギングファイルを取得することが可能です。

MicroPecker本体同士を同期ケーブルで連結し、クロック同期信号による正確なタイムスタンプ同期を行います。
CANバスモニタ、LINバスモニタ、RAMモニタ、A/Dデータ収集といった幅広い組合せで、MicroPeckerを最大6台まで連結可能です。

channel

 

対応マイコン

 

◆標準製品《S810-MP-R1》

対応マイコン デバッグI/F 製品名 製品型名
Renesas Electronics製
R32C/100シリーズ
NSD MicroPecker ECU適合RAMモニタ for Highspeed Single Wire S810-MP-R1

 

◆《S810-MP-R1》オプション製品

対応マイコン デバッグI/F オプションユニット 製品型名
Renesas Electronics製
SH7047, SH7050, SH7147,
SH72Ax, SH7450
AUD NSD◆AUD変換ユニット S810-MP-EX1
Renesas Electronics製
V850E/PG2
NBD NSD◆NBD変換ユニット S810-MP-EX4
Renesas Electronics製
V850E2/Fx4, V850E2/PJ4,
RH850/C1x, RH850/P1M,
RH850/F1L
N-Wire NSD◆N-Wire変換ユニット S810-MP-EX5
Renesas Electronics製
RL78/F13, RL78/F14
OCD NSD◆OCD(RL78)変換ユニット S810-MP-EX6
Freescale Semiconductor製
MPC564xA, MPC5777M
Nexus Nexus変換ユニット S810-MP-EX7
Freescale Semiconductor製
S12ZVx
BDM BDM変換ユニット S810-MP-EX8

 

※MicroPecker ECU適合RAMモニタ for Highspeed Single Wire 《S810-MP-R1》は、別途購入の必要がございます。

 

対応デバイスリスト

《S810-MP-R1》対応デバイスリスト:S810-MP-R1_devlist.pdf (219KB) [2016/2/26]
※対応デバイスリストはPDFファイルですので、ダウンロード後、Adobe Readerでご覧下さい。
使用上の制限事項もあわせてご確認ください。

 

本体仕様

製品型名:《S810-MP-R1》
製品名:MicroPecker ECU適合RAMモニタ for Highspeed Single Wire

同梱品

  • MicroPecker本体
  • MicroPecker用NSDケーブル
  • USB延長ケーブル
  • CD-R(ソフトウェア、マニュアル)
S810-MP-R1 Cableset

◆本体仕様

ホスト動作環境 対応機種[*1] IBM PC/AT互換機
対応OS Windows 10/8.1/7/Vista/XP[*2]
ホストインターフェイス USB 2.0 High Speed(480Mbps)
電源 USB Bus Power(5V、400mA)
寸法[*3] 62(W)×30(D)×12(H)mm
重量 35g

[*1]:省電力機能を持つPCの場合は、本製品使用中にPCのスリープ、HDDの停止、CPUクロックの低下が発生しないように設定して下さい。
[*2]:Windows Vista/XPでは64bit版は非対応です。また、Windows 7のXPモードなど、仮想環境での動作は非対応です。
[*3]:寸法には、接続端子の突起部は含まれておりません。

◆MicroPecker用NSDケーブル仕様

種別 同軸ケーブル
インピーダンス 100Ω
ケーブル長 1m
シールド あり
ターゲット側コネクタ HRM-200-4-C(40)(ヒロセ電機)
ターゲットボード適合コネクタ:HRM-300-126B(ヒロセ電機)

 

機能仕様

◆MicroPecker ECU適合RAMモニタ for Highspeed Single Wire

RAMモニタ機能
モニタ領域 ターゲットMCUの内蔵RAM領域
サンプリング周期 0.1ms ~ 1000ms (0.1ms単位で設定可能)
モニタデータ表示更新間隔 100ms ~ 1000ms (10ms単位で設定可能)
RAMモニタポイント数 1点 ~ 64点 (1バイト、2バイト、4バイト)[*1]
アドレス指定 直接アドレス入力、シンボル選択[*2]
指定可能なアドレスの範囲は「00000000H ~ FFFFFFFFH」
2バイトの場合は偶数アドレスのみ、4バイトの場合は4の倍数のアドレスのみ指定可
シンボルファイル読込み Elf/Dwarf2形式ファイル、または以下のリンカが出力するテキスト形式のMAPファイル

・ルネサスエレクトロニクス社製 NC30コンパイラパッケージ

・ルネサスエレクトロニクス社製 Renesas Optimizing Linker (W1.00.00)

・ルネサスエレクトロニクス社製 78K0R Linker W1.70

モニタデータ書式 2進数、10進数(signed)、10進数(unsigned)、16進数、浮動小数点数[*3]、物理量変換値
ロギング機能
ログ出力周期 0.1ms ~ 1000ms (0.1ms 単位で設定可能)
ログ出力ポイント数 1点 ~ 64点 (1バイト、2バイト、4バイト)[*1]
アドレス指定 RAMモニタ機能 – アドレス指定と共通
ロギング書式 テキスト形式(CSV)、16進数出力、10進数出力、2進数出力、絶対時間、モニタ値、トリガポイント等を出力
ロギング可能容量 ロギング先のディスクの容量に依存
ロギングファイル出力先 ファイル名の指定可能
トリガモード Free Runモード、Triggerモード(開始/終了トリガ)
トリガのリピート機能 Triggerモード時に開始トリガ、終了トリガを繰り返して検出し、ロギングを実施
トリガ条件 指定メモリ値に対する ==、!=、<、> の4つの条件から指定可能
サンプリング性能[*4]
NSD対応 RAMモニタ 6点/0.1msec ~ 64点/1msec
AUD対応 RAMモニタ 6点/0.1msec ~ 64点/1msec
NBD対応 RAMモニタ 6点/0.1msec ~ 64点/1msec
N-Wire対応 RAMモニタ 6点/0.1msec ~ 64点/1msec
OCD(RL78)対応 RAMモニタ 1点/0.5msec ~ 2点/1msec
(ボーレート1Mbpsの場合)
1点/5msec
(ボーレート115kbpsの場合)
Nexus対応 RAMモニタ MPC5777M:6点/0.1msec ~ 64点/1msec
MPC564xA(RDY端子有:324Pin):6点/0.1msec ~ 62点/1msec
MCP564xA(RDY端子無:208/176Pin):5点/0.1msec ~ 55点/1msec
BDM対応 RAMモニタ 1バイト:6点/0.1msec ~ 64点/1msec
2バイト:6点/0.1msec ~ 61点/1msec
4バイト:4点/0.1msec ~ 45点/1msec
(バスクロック50MHzの場合)
1バイト:2点/0.1msec ~ 21点/1msec
2バイト:1点/0.1msec ~ 18点/1msec
4バイト:1点/0.1msec ~ 13点/1msec
(バスクロック16MHzの場合)
グラフ表示機能
グラフ機能 RAMモニタ動作中のグラフ表示、RAMモニタ停止後のグラフ表示
グラフ表示ポイント数 1点 ~ 16点[*5]
グラフデータの保持・表示期間 10秒、30秒、60秒、300秒、600秒から選択可能
グラフデータの保存 グラフログ形式、テキスト形式(CSV)
RAMデータ書き換え機能[*6]
書き換えポイント数 1点 ~ 32点 (1バイト、2バイト、4バイト)[*1]
書き換えポイントの入力 16進数入力のみ
書き換えポイントの読み出し 2進数、10進数(signed)、10進数(unsigned)、16進数、浮動小数点数[*3]、物理量変換値
リプログラミング機能[*7]
NSDインターフェイス 入力ファイル:モトローラ S フォーマットファイルに対応
書込み可能領域:ユーザROM領域
書込み制御:Erase-Program-Verify
ブロック指定:不可
AUDインターフェイス 非対応
NBDインターフェイス 非対応
N-Wireインターフェイス 非対応
OCDインターフェイス 非対応
Nexusインターフェイス 非対応
BDMインターフェイス 非対応

[*1]:NSD RAMモニタでは、2バイトを使用する場合は偶数アドレス、4バイトを使用する場合は4の倍数のアドレスを指定してください。
[*2]:シンボルファイル読込み機能で読み込んだシンボルの指定が可能です。
[*3]:IEEE754規格に準拠した32ビット(4バイト)にのみ対応しています。
[*4]:ユーザプログラムやハードウェア構成等ユーザシステム環境によって異なる場合がありますので、性能を保証するものではありません。
[*5]:RAMモニタ機能で指定したアドレスの中から、最大16点まで指定可能です。
[*6]:NSD通信では、ターゲットプログラムへの専用ライブラリの組込みが必要です。
[*7]:インターフェイス変換ユニットを経由してのリプログ機能は搭載しておりません。

 

オプション製品

A/Dデータ測定モニタリング

MicroPecker ECU適合RAMモニタ for Highspeed Single Wire 《S810-MP-R1》に、オプション製品のA/Dデータ収集ユニットを装着することで、電圧データ(A/Dデータ)の測定モニタリングが可能です。

ターゲットの電圧値を設定された周期でモニタリングします。

AD Unit

 

◆A/Dデータ収集仕様概要

サンプリング周期 0.1ms ~ 1000ms (0.1ms単位で設定可能)
モニタポイント数 最大8ch
アナログ入力レンジ、分解能、確度(DC電圧) ・シングルエンド入力 CH1~4:範囲-5V~+5V、分解能12ビット、確度±17.5mV
・シングルエンド入力 CH5~8:範囲-10V~+10V、分解能12ビット、確度±35mV
モニタデータ表示更新間隔 100ms ~ 1000ms (10ms単位で設定可能)
モニタデータ書式 A/D変換データ、A/D生データ(10進数)、A/D生データ(16進数)、物理量変換値
接続端子(アナログ入力) 25ピン D-Subコネクタ(レセプタクル)

 

製品型名 製品名
S810-MP-EX3 A/Dデータ収集ユニット

※MicroPecker ECU適合RAMモニタ for Highspeed Single Wire 《S810-MP-R1》は、別途購入の必要がございます。

 

長距離ケーブル

RAMモニタ用同軸ケーブルは、標準製品に1mを同梱しておりますが、5m、10mのケーブルもご用意できます。

製品型名 製品名
S810-MP-CB4 MicroPecker Cable
(1線式デバッグインタフェイス対応同軸ケーブル 100Ω/5m)
S810-MP-CB8 MicroPecker Cable
(1線式デバッグインタフェイス対応同軸ケーブル 100Ω/10m)

 

Software Development Kit(SDK)

MicroPecker RAM Monitor ソフトウェア開発キットは、MicroPecker RAMモニタを制御するAPI群を提供するSDKです。

本製品を利用することで、ターゲットマイコンのデバッグインターフェイスを通じて、RAMモニタやRAMの読み出し、書き換えを行うためのアプリケーションを開発できます。
ユーザ製GUIアプリケーションにMicroPecker RAMモニタの制御APIを組込みことで、ユーザ製GUIアプリケーションからMicroPecker RAMモニタのを制御が可能になります。

製品型名 製品名
S810-MP-SDK1 MicroPecker Software Development Kit for RAM Monitor Highspeed Single Wire

 

◆開発環境

開発言語 Cインターフェイスを利用できるいずれかの言語
(Visual C++(7.1以降)、Visual C#、Visual Basic.NET等)
PC Microsoft Windowsが動作するIBM PC/AT互換機
対応OS Windows XP[*1][*2], Windows Vista[*1][*2], Windows 7[*1][*2]
CPU Celeron 1.6GHz 以上を推奨
ハードディスク 10Mbyte 以上の空き容量
メモリ 1Gbyte 以上を推奨
USBポート USB2.0 搭載(Hi-Speed)
CD-ROMドライブ 本製品をインストール時に使用
画面解像度 1024×768 以上を推奨

[*1]:32ビットアプリケーションのみ開発可能です。また、64ビット版OSでは、32ビットアプリケーションとして動作します。
[*2]:Windows 7 のXPモードなど、仮想環境での動作は非対応です。