CXPIツール

CXPI通信とは

CXPI(Clock Extension Peripheral Interface)概要

CXPI通信の代表的な特徴を御紹介します。

  • マスタノードが通信バスへクロックを提供する事によって、システム内の通信クロックを同期
  • 変調方式はPWMを採用し、ビットごとの同期合わせが可能
  • 衝突検出が可能
  • イベント送信と定期送信を選択可能
  • 通信バスは1線
  • 通信速度は最大20Kbps
  • データは通常フレームで12バイト、バーストフレームで255バイトまで送信可能
  • エラー検知はCRCを採用

上記特徴から、ボディ系で主に使用されているLIN通信と比較すると、リアルタイム性、同期、エラー検知ではCXPI通信の方が優位となっています。

このような特徴を持ったCXPI通信が期待されているのは、HMI領域です。
HMI(Human Machine Interface)とは、人が直接機械とやりとりをする領域で、自動車ではスイッチ、ワイパー、ライトなどが挙げられます。
この領域はコスト面や技術面でCANやLINなどの多重通信が困難な領域であり、じか線でピアツーピアで制御していました。
CXPIはこの領域にマッチした車載ネットワークであり、HMI関連のワイヤーハーネス削減に期待されています。

また、CXPIはJSAE、SAEで規格化され、国際標準化を進めております。(2017年2月現在)

<フレーム構成 (イベントトリガ方式)>

CXPIフレーム構成

CXPIには通常フレーム、Sleepフレーム、バーストフレーム(オプション)の3種類があり、データは通常フレームとバーストフレームで送る事ができます。

  • PID:調停時の優先順位を表す領域
  • フレーム情報:DLC、NM、CTの3種類で構成される領域
    DLC:データ長を表す
    NM:Sleep/Wakeup処理に用いられる
    CT:フレームの連続性を示す。(オプション)
  • データ:データが格納される領域
  • CRC:CRCによるエラー検出領域
  • IBS:各バイトデータごとの間隔
  • IFS:次のフレームと分離するための間隔

CXPI通信ソフトウェアソリューション

CioRy 通信ミドルCXPIスレーブパッケージ

CioRy 通信ミドルCXPIスレーブパッケージは、ルネサスエレクトロニクス製RL78/F13,F14に対応した車載ECU向けに使用可能なCXPI通信スレーブノード向けソフトウェアです。

JASO D015仕様に準拠しており、CioRy通信ミドルCXPIスレーブパッケージを利用することでCXPI通信を使った高品質なアプリケーションを短期間で開発が可能です。

詳しくは、CXPI通信ソフトウェア《CioRy 通信ミドルCXPIスレーブパッケージ》 製品情報をご覧ください。

CioRy-CXPI_logo

CXPI通信ハードウェアソリューション

CXPI評価ボード《S810-CXG4》

S810-CXG4_logo

次世代車載LAN規格のCXPI対応の評価ボードです。
CXPIの車載通信評価は勿論、CANも搭載しておりますので、CAN/CXPIのゲートウェイ評価も可能です。
マイコンは、ルネサスエレクトロニクス製RL78/F14を搭載しています。

詳しくは、CXPI評価ボード《S810-CXG4》 製品情報をご覧ください。

S810-CXG4 Board